75歳以上に課せられた車免許の認知機能検査を、きのう初体験でした。
検査場は自動車学校。650円払って受付をして待合室へ。
「そこに敷居がありますから気を付けてください。」と、年寄りだから気を使ってくれる。
待合室では、まだ免許の無い男女の若者と、私達年寄りのかたまりが対象的で、
なんか可笑しくて・・・。
若者は筆記試験の勉強か、年寄りのおじちゃん達は無口でじーっと、おばちゃん達は初対面なのに
孫の話などして、自慢がそれとなく。
マニキュア、ペディキュアをしたおしゃれさんもいた。
脚が悪いという人が何人かいて、運転出来ないと非常に困ると共感していた。
時間が来て、検査室に誘導される。腰の曲がったおじさんや、脚が痛そうに歩く数人の方もあり
「そこは段差がありますよ。そこは下りですよ。ハイ、右の方ですよ。滑らないようにね。
こっち、こっちですよ。・・・」と、もうまるで幼稚園児。
誘導したのは看護師だった。うん、なるほど。
検査室では、最初に緊急連絡先を書くことに。うん、なるほど、これもわかる。
あれ?私は誰を書こう? 仕方ないから、親友の名前を書いた。
筆記検査で、当日の日付や、時計書きは、やはり高齢の方ほど判らなくて手間取っていた。
絵で表示された16の品物を、後で思い出して書くのは、うーむ、私も参った。11しか思い出せない。
次にそれがヒント付きになる。例えば、ヒント果物ならブドウ、楽器ならオルガンと、全部出てきた。
その後、採点の間ずいぶん待たされて、お腹がグー!看護師さんがお茶を配ってくれた。
採点結果が出て、学校のテストのように本人に配られる。
「75点以下の方は残って下さい。」を耳にしながら検査室を出た。あー気分的に疲れた。
帰ったら、お隣から、娘さん手作りのおかずを持ってきてくれた。有難く頂いて、それからお昼寝。
3年に1度の検査が終り、後日、もうひとつ運転技能検査があります。年寄りは大変だあ。