今朝、外に出てみると、とうとうこっちにも新燃岳の灰が降っていて硫黄の匂いがして、口の中がすぐざらざらの感じがしてきた。
夫が趣味で作っている椎茸原木は、降灰の多い地域の山にあるので心配していたが、今日、ようやく見に行くことになった。
途中の町の道路は案外灰が少なくて、これくらいなら大丈夫かな、なんて言っていたが、横に見える通行止め中の高速道路からは、灰の除去作業中と思われる灰煙?が上がっていた。
1時間走り、椎茸の山に近づくにつれて、道路に溜まっている灰の量が増えてきて、行きかう車が灰煙をまきあげている。車から降りて歩くと、さくさくとまるで砂の上を歩いているのと同じ感触。手に取ると、ほんとに砂みたいな火山灰だ。山の木々や草にあたると細かい灰が舞って、洋服はすぐに灰だらけ。
赤ちゃん椎茸は灰をかぶって、白いおまんじゅうみたいだった。柔らかい刷毛で灰を除けても、完全には取れない。 水をかけて原木の灰を流し、ビニールをかけて、今後の様子を見ることになった。
そして、ちょっと向こうの白梅が咲き初めているのを発見。がんばれ!
昨夜遅く寝ようとしたら、異様な音がして家が揺れる。まるで大型トラックがそばに来ているようだ。すでに寝ていた夫も起きて、外に様子を見に行った。新燃岳の噴火だった。
ふとんに入っても、ボボボボボ~というような音、家が揺れて、台風の時のように窓や戸がカタカタ、部屋の中の戸やふすままでももカタカタ。、どうなるのだろうと不安で眠れるものではない。この辺まで、地面がめくれるのではないかと怖かった。
ここから50キロも離れた噴火がこうも影響するとは、自然は美しいけど、怖いものだ。
今日のニュースでわかったけど、噴火の際の気圧の変化による空震だそうだ。
今日午後も大きな音と揺れがあったので、いつもの堤防に行ってみたら、こっちにも灰が降ってきそうな雲がじわっ―と広がってきていた。
口蹄疫がやっと治まったら、今度は鳥インフルエンザが。
どうしてまた~~~?これ以上広がらないでほしいと、県民みんなが思っていただろう矢先、鹿児島にも、愛知にも。
もうどこにも発生してほしくないのに!
さらに夕方、遠くの空が異常に真っ黒で、変だなあと思っていたら、宮崎、鹿児島の県境にある活火山(新燃岳)が爆発し、その火山灰の雲?だった。
新燃岳に隣接する地域では火山灰と、小さい噴石まで降っているそうだ。
釣りに行っていた夫も、海上でいっぱい灰をかぶった、と言って帰ってきた。
農作物にも被害が出そう。
たった今、TVのテロップに、宮崎ー鹿児島間の電車も、火灰のため運休と出た。
どうも、気が沈むなあ~。
今朝からインターネットが接続できなかった。
外出から帰った午後、椅子の後ろにもぐって接続機器の抜けてるのがないかチェックした後、プロバイダーに電話した。
最終的には、昨年末に料金プランを変更した後、認証IDとパスワードの変更が必要だったのに、私が知らないまま、昨日で旧IDの期限切れだった、ということがわかった。
その間、1時間強。担当者が4人も代わって電話に応じてもらえたが、私にとっては慣れない事だから、たぶん文字投入も間違えたりして、もう疲れて、ふぅ~。
2日から7日まで我が家に滞在の孫二人。
小4男子は、しゃべらないと死ぬ、というほどしゃべるし、何やら音をたてたりしてうるさい。
小2女子は、ゲームに負けると泣く。放っておけばいつの間にかケロッとしている。
炊事以外の時は、遊びも、風呂も、寝る時も私は一緒。年がいもなく初めての「Wii」に必死になり、要領の悪い私を見て、二人は笑い転げて・・・。
そんなこんなで大わらわでしたが、昨日の朝、戻って行きました。
両親の介護をしている嫁からメールがきました。
「おかげで、半年ぶりの美容院や、パパと二人で外食など、普段できない事が出来ました。感謝です。ありがとうございました。」
そうか、そうか、それは良かった。
どれ、私は今日から自分の正月でゆっくりしよう。