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よろずの記 and 爺へ               

人生、残り少なめの日々の出来事や思いの綴りです。
やはり、ツーカーと話せるのは爺でした。  

お嫁に行く前

2005年05月30日 15時41分30秒 | 人生、家族

「24年間お世話になったのだから・・・」と言いながら若い女性が家中をお掃除しているテレビのコマーシャルがありました。

嫁ぐ日の近い女性が、自分の育った家を精一杯きれいにしていこうという思いに、私の気持までしっとりとなり、久々の「また見たいCM」でした。

何のCMだったのか、スポンサーには申し訳ないけど忘れてしまいましたが、ああ、私はお嫁に行く前は何をしたかしらと38年前を思い起こしていました。

自宅は25年間の間に6回も変わって、「♪柱のきーずーは♪」なんてものもなかったし、彼との新しい生活にばかり気が向いていて、まったく気の利かない娘だったような・・・・・。

ただひとつだけ、直前に、母と二人で一泊の旅行をしたことだけはよく覚えていて、二日目の昼食を旅行先のお寿司屋さんに寄ったことまで思い出しました。

今のように旅行は盛んではなかったし、車を持ってるわけでもなかったし、私の懐具合も一泊が精いっぱい。でも行っててよかったなあ~と、なき母を思いながらしみじみ・・・。       ただ、二人で話した内容をひとことも覚えていないのは残念でなりません。日記をつけておくべきでした。

「ながながお世話になり、ありがとうございました」って・・・・・言わなかったろうなあ~~。 

あなたのお嫁に行く前はどうでしたか。


みやまきりしまツツジ

2005年05月26日 19時52分15秒 | 旅行記

霧雨の降る日曜日、平地では見られない「みやまきりしまツツジ」をみに行きました。

満開の時期は短いので、いつもは沢山の見学者で賑わうものですが、雨のおかげで静かに花見ができました。

場所は、天孫降臨で有名な高千穂の峰(鹿児島県)の登山口である高千穂河原です。

「みやまきりしまツツジ」は高山に自生する常緑低木で、厳しい寒さに耐えたあとに小さいかわいい花をつけます。

高千穂河原は標高970m。

同じ日に行ったえびの高原は標高1200mですが、まだまだ咲いていませんでした。

では、かわいい「みやまきりしまツツジ」をとくとご覧下さい。

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モールができたが・・・

2005年05月18日 23時10分39秒 | 日記・エッセイ・コラム
私の家から歩いて20分の地に、とてつもなくでっかいショッピングモールが開店しました。
これまで田や畑だったところに、430メートルの長さの2階建ての建物と、その周囲に4,000台分もの駐車場が出来ています。
夜間も10時、11時まで開いているということなので、夕食後にウォーキングを兼ねて、外側だけをみて歩きました。
交通案内員があっちにもこっちにも赤いライトを持って車や歩行者を誘導しています。
建物の一番むこう側の2階には8軒もの映画館、その下にはプールがふたつもあるというフィットネスあり、百円ショップあり、散髪屋あり、オッ!歯医者もある。
ふとん屋、園芸店、自転車店などなど、何でもかんでもあるのに驚きました。
レストランは外から見ただけでもかなりの店があって、お客もい~っぱい!
うちの近所の「くるくる寿司」が閉鎖されているを、きょう知ったばかりでしたが、その店をここで発見。便利で、安くて、よく利用していたからとても残念です。
食料品等のスーパーマーケットもう~んと広そう~。
入口に置いてあるショッピングカートはざっとみて200台くらいはあったようです。
店内で使用中のものも数えれば・・・・・ヒェ~~!
ここの建設が計画されてからは、賛成、反対の署名運動が行われ、うちには賛成派の方がみえましたが、「車の通行が増える」ことを理由に断わりました。
「200名の地元雇用があるから」の言葉には求職中の人々に悪いとは思ったけど、まず建設が中止になることはなかったでしょう。
実際、この夜でも、うちの近くでは信号を1回待ったくらいでは通過できないような車列になっていました。
ただ、開店前には、かなりの交通対策が練られたようで、シャトルバスも2路線作られていたし、開店日は平日でした。
初めての日曜日である今週がどうなるか、心配です。
さらに、街中の中央商店街がただでさえさびしくなっていたのに、このモールの
影響がどこまででるやら、諸手をあげて開店を喜べない今の気持ちです。

花くらべ

2005年05月14日 21時10分06秒 | 自然

5.6年も前に友達からもらっていた「くじゃくサボテン」が今年は10個も蕾をつけました。

咲き始めたら次々と赤い大輪の花が開きます。

その花は、あの真っ白い大きな「月下美人」によく似ていて、ひょっとしたらおなじかな?と

月下美人の写真と見比べてみました。

どちらもサボテン科で、原産地は中南米です。

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こちらは 「くじゃくさぼてん」

2~3昼夜咲いています。

花の色は赤、白、ピンクなどいろいろあるそうです。

香りはあまり感じませんでした。

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こちらは 「月下美人」

一晩だけ咲きます。

花の色は白のみ。

開花と同時に芳香が漂います。

花の大きさも形もよく似ていますが

花びらの丸みが微妙に違いますね。

葉っぱは、断面を考えると

くじゃくサボテンは 三角形、

月下美人は つぶれた餅のようです。

どちらも華やかできれいな花です。

情熱的でもありますね。

ついでに、サボテンの花を織り込んで、宮崎の日南海岸を歌った「アイアイブルーロード」の歌詞をご紹介します。

服部良一さんの作詞、作曲です。

     サボテンのくれないの花  あの娘の思い出に

     日向の娘のくちびる     燃えるよその瞳

     あ~あ みなみ風吹けば  夢は彼方に

     アイ アイ アイ アイ ブルーロード

     黒潮はおどる  あ~ 常夏(とこなつ)