よろずの記 and 爺へ               

人生、残り少なめの日々の出来事や思いの綴りです。
やはり、ツーカーと話せるのは爺でした。  

月下美人

2015年07月31日 11時11分36秒 | 人生、家族
たった一輪だけですが、月下美人が久しぶりに咲きました。

もう何年前になるだろう、ご近所のFさんから頂いた苗だ。
Fさんは
「留守するけど、今夜咲きそうで、見ないとかわいそうだから見てやって下さい。」
と、月下美人を、重い鉢ごと抱えて来られて、驚いたことがあった。

他にも、「息子の家に泊りに行くので、餌をやって下さい」と、2匹入った金魚鉢を
持ってみえるなど、ご夫婦とも優しい、物静かな方だった。

高齢になられて、奥様の心臓が悪くなり、ご主人が家事全般をされるようになって、
「その姿を見ることが辛い、申し訳ない。」と奥様が言われていた。

そのうち、家を処分して、ケア付きのマンションに移転された。
会いに行ったら、お元気そうで、食事は沢山の方とレストランでできて、奥様は
気がかりから解放され、俳句を楽しまれているとか。

良かったなあ。それに、良い例を見せてもらって、私達の老後の一案に加えた。

もう長いこと会ってないけど、どうされてるだろう。
月下美人が咲くと思いだされるFさんご夫婦です。

 午後6時はまだ蕾。    午後9時の様子。
 

 10年前、Fさん持ち込みの月下美人。いい香りでした。
  








嫁入りタンス

2015年07月28日 23時13分00秒 | 終活
久しぶりの更新です。
梅雨の間、ずーっと降り続きでできなかった、寝具類の始末や、部屋の
じめじめ解消を兼ねて大々片付けをやっていました。

終活を兼ねて、私の持ち物もだいぶ始末して、前から気になっていた和ダンスの
上半分も廃棄した。

この和ダンスは、洋ダンスと二さおの、私の嫁入り道具だった。
と言っても、この二つは高級品でもなく、お揃いでもなく、事情を知った店員さんが、セット外れで
似たようものを探してくれて、安くで買えて、一人で育ててくれた母の精一杯の気持だった。

あれから50年、洋ダンスは前後に縦割りにして、前部分を下駄箱に改造していたが、
今はもう無い。
そして、今度は私の部屋にそびえたつ和ダンスの処分。
「母ちゃん、ごめんね。ありがとう。」せめてもの写真を撮った。          

爺と上半分をかかえて降ろしたら、白い壁が現れてパーッと明るく、広くなった。         
下部はまだ引き出しを使っているので、ベッド脇に背を向けて置いたら、ベッド上からの
ちょうどいい台になった。
そこに、母の編んだレースの四角いテーブルかけをかけた。
いいぞ!このレース編みだけは残しておいて、ほんとによかった。

さて、今日からは倉庫内の片付けに取りかかります。

脚の痛みは、日によってむらがあるけど、先週から好調の日が多く、このまま治ってくれれば~
と、叶わない望みをかけているこの頃です。














観劇

2015年07月12日 20時28分53秒 | 人生、家族
今日は高校時代の仲良しA子とB子と3人で、ランチと観劇でした。

B子は右足捻挫で左膝まで痛めているし、私の足は気まぐれなので、A子が世話係。
「大丈夫?」「大丈夫?」とお互いに何度も声掛け合ってホールに到着。

この前までは思ってもみなかったけど、年とるってこんなんだね・・・・・
と、年寄り3人が合意。
でも、まだアハハハと笑っていられるから大丈夫だ。

舞台は、60年前、宮崎に実在したキャバレーのお話で、全部宮崎弁で演じられた。
笑いと涙あり、退屈しない、休憩なしの2時間。
終了後の満席の拍手は、出演者にびっくりの表情が出るほど大きく、長かった。

かっては演劇を目指していた息子を思いながら、私も負けずに大きい拍手をしました。



















踏んだり蹴ったり

2015年07月11日 00時46分33秒 | 健康・病気
最近の脚の痛みは、乱高下。

月曜日は所用で小雨の中を、そろりそろりと歩く。
駐車場までがやっとの時も有り、車の中に入ると、脚をなでてほーっと一息つく。

火曜日は長雨からやっと曇りになり、4週間ぶりのグランドゴルフ。
脚が心配だったけど、終りまで2時間、よくできた。

水曜日、年1回の市の健康診査を受けるため、かかりつけ医に歩いて向かった。

朝から時々激しい痛みがあったが、歩くうちに痛みが出てきて、止まる、歩くを何度か。もう無理だ。
仕方なく引き返して、普通に歩けば5分のところを、車で行った。

診査のオプションで乳がん検診も受けたら、エコー検査で引っ掛かってしまった。要精密検査。
うーん、ついてない。脚や肩で参ってるのに、さらに・・・もう踏んだり、蹴ったりだ(ー_ー)!!。
とにかく、専門病院の金曜日の予約がとれた。

木曜日、ミニバレーの日。昨日の今日だからできないかもしれないがとにかく、と始めたら、
最後まで痛まなくて良かった。

金曜日、いよいよ精検の日。脚の痛みが少しあるから、慎重に歩いて院内へ。
予約なのに待ち時間の長いこと。マンモグラフィ、エコー検査に2時間近くもかかって、
最後に診察室に呼ばれた。

若い男性医師が、にこっとして、すぐの言葉が
「何も心配することはなかったですよ。良かったですねえ。」

私、よほど深刻な顔してたのだろうか。
患者の不安を一刻でも早く除いてやりたいという気配りか、
「良かったですね。」を4回も言ってくれた好感の青年医師だった。

整形外科の医師がこんな医師ならなあ~・・・。












泣き面に蜂

2015年07月06日 23時47分53秒 | 健康・病気
先週、左だけのひどい肩こりになりました。

普段は肩こりとはほとんど無縁で、ずくっと背中にかかる、この慣れないきつさ。
身体をどうしていても押さえつけられてるような辛さは、脚の痛みなんかどうでもいいような、
まるで半病人。

とうとう、二日後に、いつもの整形外科で受診。
肩のレントゲンは異常無しで、「50肩でしょう。」で片付けられた。

でも、腕はどこでも自由に動いて痛くない。噂にきく50肩の状態ではない。
まさか頸椎まで悪いのか、と暗い気持で、別の整形外科へ行った。

頸椎も年なりに少し狭くなりつつあるけど、特別にここというわけではない。
上方を見るときに慎重に、と・・・温めと、電気ピリピリのリハビリで終り。

炎症を鎮めるという痛みどめを1週間飲み続けて、どうにか落ち着いてきて
片付けなどができるようになった。

「音を立てたらどなられそうで、俺は静かにしちょったっと。」
爺が、冗談半分で言った。

治って良かった~と思ったのは自分だけではなかったんだ。

原因がはっきりしないが、こんな肩こりはもうごめんです。





杖 代わり

2015年07月01日 13時10分24秒 | バッグ ・ リフォーム
医師に股関節の痛みを訴えると、手術か、杖をつくかしかない、と言われました。

手術を受ける気はさらさらないから聞きもしないのに、診察のたびに、手術はまだ必要ないと言われ、
医師の方が手術を待ってるように思えてしまう。

じゃ、あとは杖しか無いじゃん。股関節を護るためには使った方が良いと覚悟はしたが、
杖と言われてもなあ・・・やはりこれまで元気だったから、おおいに抵抗がある。
何かいいものは無いかと探した結果、ウォーキングバッグなるものがみつかった。

このバッグの会社の社長は、自分自身に小児まひの後遺症があり、考えた末の品だそうだ。
ネット注文して、届いたのが早かったこと。

特殊な傾斜のフレームに体重をかけられるようになっていて、動きもスムーズ。
ただ、慎重に選んだはずだけど、思ったよりバッグの印象が重くて、
その辺を歩くには向いていない。

では、小ぶりなバッグを作ろう。
財布を作ったビニールコーティング生地の残りで出来上がった。

さあ、これからどう使えるか。役に立ちますように。

ハンドルの傾斜に秘密あり。バッグの取り外し可。
 

簡単なTOTOバッグ式にした。3か所固定できる。裏側生地は不足のため、別生地。