いくら考えてもわからない、不思議なことがありました。
土曜日の夜、従妹が泊まりがけで来ていて、彼女は短歌、私は俳句の、
どちらも初心者同士で、下手な談議をし合った。
私には「晦日そば」を使っての宿題が出ていたけど、これと決まらないまま寝た。
夜中に目が覚めて、俳句のことを考えようとは思わなかったのに、
頭の中にするするーっと句が出てきた。「最終の 電車の音や 晦日そば」と。
布団の中からひょーっと出てきた感じ。あれ?これなんだ?本で読んだかな?
新聞にあったかな?いくら考えても心あたりがない。前夜も、電車なんて
思ったこともなかったのに、どうしてだろう?とりあえずメモして寝た。
翌朝、従妹に話しても、やはり私が電車なんて言わなかった、と言う。
私が作った気はしないけど、悪い句ではないので他の句と一緒に提出した。
結果は、手直しなしでパスだ。先生に、実は・・・と話したら、
「きっと、ご主人の後押しですよ。」
そうか、爺は心配してるのか。運転していた電車も出したかったのかな。
と思っても、やっぱり不思議な体験でした。