よろずの記 and 爺へ               

人生、残り少なめの日々の出来事や思いの綴りです。
やはり、ツーカーと話せるのは爺でした。  

良き日

2018年03月28日 21時48分49秒 | 日記・エッセイ・コラム

きょうは予定の無い日でした。

まず、延ばし、延ばしにしていた眼科へ行った。

入口のドアを開けて、「アラー!」入らずにすぐ閉めた。満員の待合室。

どうしよう・・・そうだ、久しぶりに街を歩いてみよう。

 

大型店ができるまでは市内で一番の繁華街だった大通り。閉店の店が増えていたが、

新しく飲食店に代わった所が多いと感じた。

バーナーで板壁をきれいに焦がしいるのが面白く、立ち止まって見ていたら、「いいじゃろ~」と

その男性が「奥の座敷は炬燵式になったよ。」とわざわざ戸を開けて見せてくれた。

焼き鳥屋だそうだ。

 

それからデパートに向かった。滅多に行かなくなったなあ。

それに悲しいかな、100m位歩くと脚がしびれて、座らないと危ない感じ。

歩道にベンチが多いので助かる。どっこいしょと座って辺りをキョロキョロ。

一番大きな交差点の四つ角にチューリップが咲いて並んでる。いいなあ、昔はこんなの無かった。

ちょうど宝くじ売り場が近かったので買った。当たりますように。

 

デパートを2軒、好きなバッグ売り場だけを見て、また歩き、座りして眼科へ戻った。

終ったのはちょうど12時。眼底の出血は止まっているということでめでたし、めでたし。

自転車でえっちらおっちら、ちょっと遠いから帰ったら疲れて、ボーとしている。

 

昼寝したら元気になって、そろそろ目立ちだした庭の草取り。

取った跡は気持が良くて、ああそうか、それで爺もよく取っていたんだわと思う。

暖かく、気持ちのいい風に吹かれて、平凡でも良い日でした。

 

  

 

 

 


胡蝶蘭

2018年03月25日 10時11分16秒 | 人生、家族

ゆうべは爺の夢を見ました。

あぐら座りして、釣り竿の手入れしながら言った「俺、解雇になるげな。」

夢の中ではまだお勤めしていたようだ。

「もう76じゃもん、もういいよ。」解雇という心ない言葉に腹立てながらそう言った私。

そこで終った変な夢だったけど、会話まで出来てとても嬉しい。

 

そして嬉しいことがもう一つ。

近所に新しいスーパーが開店したので、開店セールの込む時期を避けて三日後に行ってみた。

入口に、胡蝶蘭を抽選で差し上げますと、抽選箱が置いてある。

見ると、店内中央のウインドウの上にいっぱい並んで、贈呈者の短冊が立っている。8鉢くらいあったかな。

そうだな、以後の手入れは大変だろうから、いいアイディアだわ。遊び半分で応募しておいた。

なんと、それが当選と電話あり、昨日受け取りに行った。手入れの仕方のプリントも付いている。

立派な胡蝶蘭、爺からの結婚記念日のプレゼントかも。

義妹が3泊して帰って行って寂しくなったところを、慰めてくれています。

 

 

 


プロポーズ

2018年03月20日 13時38分43秒 | 自分史

本日3月20日は、爺と私の51回目の結婚記念日です。

 

秋のある日、小高い丘の公園で、二人で並んで草はらに座っていた時、爺が言った

「春に式を挙げようか?」プロポーズだった。早くて、予想していなかった。

それからほんとに楽しい半年。

二人で、結納の鯛を市場に買いに行ったこと、俳句用の長い色紙を半分に切って

披露宴の出席者名を書き、テーブルに置くようにしたことなど、何をしてもうきうき。

実家から、丸めたカーペットを担いで新居のアパートに運ぶのさえ、嬉しくて

たまらなかったのだから、今思えばちゃんちゃら可笑しい。

 

きょうは一人だけの結婚記念日だが、爺の妹が来てくれることになっている。

二人で昔話をしよう。

 

 

 


悪い癖

2018年03月13日 22時57分02秒 | 健康・病気

何でも締め切りぎりぎりにならないと始めないのが、私の悪い癖です。

確定申告も、気にはなってるけど、なかなかはまりきれない。

 

今夜済ませるぞと、ゆうべ決めていたのに、何故か肩が凝るような、痛いような。

これじゃパソコンは無理だ、明日にしようと寝たところ、夜中に右肩から肩甲骨辺りが痛くて、

頑張って起きて湿布薬を貼る・・・と言っても

貼ってくれる人がいないから、後は届かず、出来る範囲だけ。

今朝はひどかったが、動いていると少しずつ治ってきた。

午後、お風呂で温めて、上がったらすぐに湿布を持って、裏のお宅に行った。

彼女もおひとりさま。貼ってもらって、すーっといい気持。

 

そして夕方にはかなり楽になって、確定申告書も今夜出来て、明日持って行ける。

締め切りは明後日だもの、ああ良かった。

来年からは早くしよう、と言わない方がいいだろうな。


新燃の灰

2018年03月08日 23時10分44秒 | 自然

 

土曜日に椎茸採りに行ったのに、また水曜日に行かねばなりませんでした。

 

その晩から雨の予報と、新燃岳の灰が降ればダメになるということだったから。

義弟は仕事、代わりの男性二人に電話したが、急なことなのでどちらも予定あり。さあどうしよう。

いつか行ってみたいと言っていた友達と近所の奥さんが快諾、それにちょうど休日の姪も。

女性4人で出発、姪の運転で、私は楽だった。

山間部に入ると細い雨が落ちてくる。どうか、余計降りませんように。

到着したら、義妹が、会社の若い男性を連れて来ていて「よかった~。」

 収穫したのを下まで降ろすのが重くて大変なので、ほんとに助かった。

前回は、翌日の夜には腰痛がひどかったもの。

 

ここまで書いていて、二日過ぎています。

あの日は雨もひどくならず、無事採り終え、残った小さいのは灰が付いても、もうあきらめです。

 

新燃岳の噴火は、今朝停止したと聞いたが、午後にはまた噴火し、溶岩が火口から流れ出している。

農家さんは降灰が心配で、眠れないのではなかろうか。

写真は、7年前の噴火の時の灰を被った椎茸。

  

 


爺へ (火山灰 )

2018年03月03日 21時38分40秒 | 爺へ

新燃岳がまた噴火しました。

前の噴火の時、爺の椎茸にも火山灰がかかって残念な思いをしたよね。

今度はその前に、まだ小さいのもあるけど採ってしまわなければ。

それに午後からは雨の予報、もう今日しかない!

仕事の義弟に代わって、爺の職場の先輩Aさん夫婦が即引き受けて下さって、義妹と計4人で行ったよ。

すでに、行く途中から雨がポツポツ。みんなおしゃべりもせず、一生懸命採って、残り少しのところで、

かなり降りだして「もう止めようか?」と私。

「いや、やってしまうよ。」とAさん。

おかげさまで、全部終ったのよ。良かったね。それにしても、いっぱいの椎茸、どうするつもりだったの?

 

またまたAさんにお願いして、最初の駒打ちを手伝って下さったYさん、Mさん、Nさん、Hさん、Kさんに

届けてもらったから、安心してね。

皆さんのお礼の電話の声を聞いて、嬉しく、懐かしく、辛かったよ。爺のところにもかかって来るはず

・・・・・は、無いか。

きょうはミニバレーを休んで行ったんだから、頑張ったでしょ。