続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『春光呪詛』

2018-01-31 06:42:05 | 宮沢賢治

   春光呪詛

  瞬(短い間)の講(話)は、寿(命)の蘇(よみがえり)である。

 いつたいそいつはなんのざまだ
 どういふことかわかつてゐるのか
 髪がくろくてながく
 しんとくちをつぐむ
 ただそれつきりのことだ
   春は草穂の呆け
   うつくしさは消えるぞ
     (ここは蒼ぐろくてがらんおしたもんだ)
 頬がうすあかく瞳の茶いろ
 ただそれつきりのことだ
        (おおこのにがさ青さつめたさ)


☆発(外に現れる)瞬(短い間)に、総(すべて)を推しはかる。
 法(神仏の教え)は、照(あまねく光が当たる=平等)である。
 総て教(神仏のおしえ)であり、等(平等)を査(明らかにする)章(文章)である。


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