続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)眼を伏せて。

2021-10-07 07:07:48 | 飯島晴子

   眼を伏せて一匹の鯉飼ひにけり

 眼を伏せてはゲン・フクと読んで、舷、覆。
 一匹はイツ・ヒツと読んで、溢、漬つ。
 鯉飼ひにけりはリ・シと読んで、罹、姿。
☆舷(船の側面)が覆(ひっくり返り)溢(あふれ)漬つ(濡れて)羅(災難にあう)姿。

 眼を伏せてはゲン・フクと読んで、言、複。
 一匹はイツ・ヒツと読んで、逸、筆。
 鯉飼ひにけりはリ・シと読んで、裏、詞。
☆言(ことば)が複(かさなり)逸(隠れている)。
 筆(書いた文字)の裏(内側)にも詞(言葉)がある。

 眼を伏せてはゲン・フクと読んで、限、伏。
 一匹はイツ・ヒツと読んで、何時、必。
 鯉飼ひにけりはリ・シと読んで、履、死。
☆限(区切り)は伏(隠れている)。
 何時か、必ず履(経験する)死がある。


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