続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『セロ弾きのゴーシュ』19.

2019-05-17 06:32:16 | 宮沢賢治

では今日は練習はこゝまで、休んで六時にはかっきりボックスへはいってくれ給へ。」
 みんなはおじぎをして、それからたばこをくはえてマッチをすったりどこかへ出て行ったりしました。ゴーシュはその粗末な箱みたいなセロをかゝ平行て壁の方へ向いて口をまげてぼろぼろ泪をこぼしましたが、気をとり直してじぶんだけたったひとりいまやったところをはじめからしづかにもいちど弾きはじめました。


☆教(神仏のおしえ)を化(形、性質を変えて別のものになる)で連(つなげ)、修(整える)。謀(はかりごと)の字は新しく求める。
 推しはかる講(話)であり、組(くみ合わせると)末(最後)には総てが闢(ひらける)法(神仏の教え)の考えの講(話)である。
 塁(次々に重ねた)記(書き留めたもの)は自記の談(話)である。


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