続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』3184。

2019-05-17 06:17:58 | カフカ覚書

自分の担当のところでははかばかしくいかないと思いこんで、担当でないところへ行ってなんとかうまくくぐり抜けようとしたばっかりに、せっかくの請願をふいにしてしまったような人もいますよ。さらに、こういう試みは、担当でない秘書が夜中に不意打ちをかけられながらも、親切に助けてやろうという気になったところで、管轄外である哀しさで並の弁護士以上のことはまずできないということによっても、失敗におわるにちがいありません。あるいは、結局は弁護士ほどのこともできないかもしれません。


☆関係者は権限で試みようとしてもかなりの数が失われているので、先祖の秘書たちの権限をもってしても死は不意を襲うでしょう。一時的に助けようとしてもできません。実際、介入する権限などないのです。


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