続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)ひとしれず。

2021-07-01 07:09:09 | 飯島晴子

   ひとしれず親の山より初氷

 ひとしれず(人知)はニン・チと読んで、忍、質。
 親の山はシン・サンと読んで、身、三。
 初氷はショ・ヒョウと読んで、書、漂。
☆忍ばせた質(内容)の身(中身)は三つある。
 書いたものは漂(ただよっている)。

 ひとしれず(人知)はニン・チと読んで、認、痴。
 親の山はシン・サンと読んで、進、惨。
 初氷はショ・ヒョウと読んで、緒、表。
☆認(見分けること)が痴(正常でなくなること)が進むと惨(むごい)緒(いとぐち)が表れてくる。

 ひとしれず(人知)はジン・チと読んで、訊、千。
 親の山はシン・サンと読んで、審、算。
 初氷はショ・ヒョウと読んで、諸、標。
☆訊(問いただす)千(たくさん)の審(正しいかどうかを明らかにする)がある。
 算(見当をつけると)諸(もろもろ)の標(しるし)がある。

 ひとしれず(人知)はニン・チと読んで、認、知。
 親の山はシン・サンと読んで、真、酸。
 初氷はショ・ヒョウと読んで、庶、評。
☆認知(法律上の婚姻関係によらず生まれてきた子の父、または母が自分の子だと認めること)は真(まこと)に酸(傷ましい)。
 庶(嫡子に対して妾の子)という評(品定め)になってしまう。

 ひとしれず(人知)は、人知れず。
 親の山はシン・サンと読んで、心算(心の中の考え)または、辛酸。
 初氷はショ・ヒョウと読んで、初、評。
☆人知れず、辛く苦しい思いをした心の中の考えを、初めて評価された。


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