続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

吉川宏志(私的解釈)向かいのビル。

2022-02-10 07:07:59 | 吉川宏志

 向かいのビル壊されてゆく窓だったところに冬の雲がはいりぬ

 窓だったところはすでに無く、空である。その位置に遠くに見える冬の雲が映り込んだという虚空を見つめる眼差しである。現在進行形の崩壊感覚、何かが確実に変化していくという無常観。

 向かいのビル壊されてゆく(向壊行)はコウ・カイ・コウと読んで、公、開、抗。
 窓だったところ(窓所)はソウ・ショと読んで、争、諸。
 冬の雲がはいりぬ(冬雲入)はトウ・ウン・ジュと読んで、闘、運、需。
☆公開する抗争の諸(もろもろ)、闘いの運(めぐり合わせ)は需(必要)だった。

 向かいのビル壊されてゆく(向壊行)はコウ・カイ・コウと読んで、講、改、構。
 窓だったところ(窓所)はソウ・ショと読んで、ソウ・ショと読んで、想、諸。
 冬の雲はいりぬ(冬雲入)はトウ・ウン・ニュウと読んで、当、運、新。
☆講(話)を改める(前のものを新しくやり替える)、構想の諸(もろもろ)がある。
 当(この)運(巡り合わせ)は新しい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿