続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

吉川宏志(私的解釈)夕暮れの。②

2022-02-24 09:35:54 | 吉川宏志

 夕暮れの梅林行けば木の影と人の影とがすり変りたり

 夕暮れはユウ・ボと読んで、憂、母。
 梅林行けばはバイ・リン・コウと読んで、陪、倫、考。
 木の影はボク・エイと読んで、睦、永久。
 人の影はジン・エイと読んで、尽、衛。
 すり変りたり(擦変)はサツ・ヘンと読んで、察、返。
☆憂える母の陪(お供をするのは)倫(人の行うべき道)の考えである。
 睦(むつまじく/仲よく)永(いつまでも)尽くすことを衛(まもり)、察(思いやり)を返す。

 夕暮れはセキ・ボと読んで、責、墓。
 梅林行けばはバイ・リン・コウと読んで、買、悋、考。
 木の影はモク・エイと読んで、黙、永。
 人の影はニン・エイと読んで、仁、営。
 すり変りたり(擦変)はサツ・ヘンと読んで、刹、遍。
☆責(なすべき務め)として墓を買う。
 悋(物惜しみする)考えを黙っている。
 永(いつまでも続く)仁(人間の)営(いとなみ)は、刹(寺)に遍(もれなく行き渡っている)。

 夕暮れはセキ・ボと読んで、積、簿。
 梅林行けばはバイ・リン・コウと読んで、媒、輪、講。
 木の影はモク・エイと読んで、目、詠。
 人の影はジン・エイと読んで、尽、曵。
 すり変わりたり(擦変)はサツ・ヘンと読んで、察、編。
☆積もる簿(ノート)を媒(なかだち)にする。
 輪(順番に回る)講(話)が目(狙い)である。
 詠み尽くすと洩れる。察(明らかにして)編(順序だてて並べる/編集する)。


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