ロシア疑惑捜査対象拡大、NY市場様子見、韓国の北への軍事会談提案に北から21日現在応答なしと韓国KBS（学校で教えてくれない経済学）

ロシア疑惑捜査がトランプ氏関連企業への拡大やドラギECB総裁発言を受けて20日にNY外為市場でユーロが2年ぶりの高値まで買われた。対円で1ドル＝111.85円、1ユーロ＝130.08円でと取引された。NYダウは様子見、28ドル安、21，21,611ドルで取引を終えた。NY原油（WTI）は利益確定売りでバレル46.79ドルへ反落、NY金はオンス1,244.80ドルとほぼ横ばいで終えた。

21日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「オバマケア法案とん挫に加えてモラー特別検察官によるトランプ氏娘婿クシュナー氏他の聴聞会が週明け24日に開かれる。トランプ大統領はツイッターでセションズ司法長官を激しく非難した」と伝えた。香港TVBは「米中経済包括協議は一日のみ、物別れに終わった。記者会見も行われなかった。アメリカは中国からの鉄鋼輸入規制を提案した。中国は拒否した。」と伝えた。中国CCTVは「中米経済対話が19日、汪洋中国副首相、ムニューチン米財務長官、ロス商務長官同席で開かれた。経済協力含め具体的問題が協議され意思疎通ができた。4月中米首脳間で合意した「100計画」の第一歩が始まった」と伝えた。20日付のWSJ紙電子版でPaulHannon記者は「ドラギECB総裁は資産買い入れ終了の件は秋に協議するとECB理事会後の記者会見で話した。」と書いた。ECB理事会は9月上旬、10月下旬に開催される。

21日朝放送の英BBCは「イギリスのEU離脱のEUとデービス英国代表との2回目の会合は結論出ず終わった。英国でのEU市民の扱い、EUでの英国民の扱いとEU離脱に伴う英国の分担金支支払いが協議された。英国とEUは正反対の立場にある。双方の意見は大きく異なる。この日は合意点と相違点が列記された。フォックス国際貿易相は離脱交渉を2年も待てないと語った。」と伝えた。英BBCは「自由民主党新党首に20日選ばれたビンㇲ・ケーブル元下院議員（74）は「英国はEU離脱交渉から離脱すべきだ。大事なことはイギリス国民にとってどちらが望ましいかである。」と語ったと伝えた。フランスF2は「マクロン大統領は統合参謀総長の辞任表明で与党内部からも厳しい批判を浴びている。」と伝えたあと「ポーランド、ワルシャワでポーランド政権による司法改革に反対するデモが議会前で行われた。野党は三権分立を無視する行為だと審議を拒否している。」と伝えた。フランスF2は「ISからモスル奪還を宣言したが戦闘は収まっていない。イラク民主連合軍がIS兵士を処刑する様子を映した映像が流出した。国連人権委員会から厳しい批判が出ている」と伝えた。韓国KBSは「韓国の北への軍事会談提案に21日現在返事ナシ」と伝えた。

21日放送のドイツZDFは「ドイツ政府はトルコへの渡航規制とドイツ企業のトルコへの投資を控えるとエルドアン、トルコ大統領に伝えた。野党は生ぬるいと批判した。ドイツ人権活動家が一部トルコ人を含め身柄を拘束されたあと解決していない。一方、ドイツからトルコへの観光客は2015年の560間人が2016年に390万人に減少した。今回の措置でさらに減少する。エルドアン大統領は「ドイツの妄想だ」と激しく非難した。」と伝えた。（了）