ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

セミに初めて出会いました(スケッチ&コメント)

2021-07-10 23:14:52 | スケッチ


セミ
画・江嵜 健一郎



梅雨の晴間、昼前に例の更地にパトロールに出かけた。昨晩からしっかり降った雨のせいもあり、植物さんが元気に出迎えてくれた。

花も元気になるが同時に下草もそれ以上に元気になる。蔦にも油断できない。かわいい青い実を付けた南天や開花を始めたむくげにも目を離しているとたちまち巻き付いてくるので気が抜けない。

本日ハプニングがあった。金木犀の足元に足を踏み入れた時、突然、チッと鳴いてセミが飛び立った。よく見ると、数本に分かれた小ぶりの金木犀の幹の一つにあと一匹が止まっているではないか。セミに更地で出合ったのは初めてだった。

これは縁起がいい。絵心を大いに刺激されてスケッチした。抜け殻は見当たらなかった。羽化したあと間なしだったのか、セミは、しばらくじっとしていてくれたのは幸いだった。そのセミもアッと言う間にいなくなった。にいにいゼミだと思うが自信はない。

今年はグロリオサが咲き始めてから1か月近い。息長く咲いてくれている。グロリオサに一呼吸遅れてスタートした紅葉葵が赤ちゃんの小指大のつぼみを付けてきたので開花が近いことを教えている。

今年は桔梗が例年になく元気がいい。下草を取っていたら「桔梗が大好きなんです」とさるご婦人が通りから声をかけて来た。筆者のすぐ下の妹のことを良く知る方だと分かった。「妹もきっと喜んでくれると思う。彼女に伝えたいので、お名前を伺っていいですか」と問うと「Tです」と笑顔で答えてくれた。彼女に桔梗を二輪切ってフエンス越しだったが、渡すことが出来幸いだった。

「私もこちら様の花のファンなの」と今一人ご婦人が割り込んで来た。彼女にも同じように桔梗を二輪切ってお渡しした。「声をかけていただきありがとうございます」といつものように言って別れた。

この日は良く声がかかる。「また花が会はせてくれましたね」と先日会ったご婦人が「数日前ピンクのレインリリーが満開で、楽しませてもらった」と声をかけてくれた。花が仲立ちをしてくれるからこその対話なのだといつも思う。

「変なおじさんに声かけするな」と学校でも家庭でも子供の時から教えられるようになって久しい。「ありがとう」のたったひとことで雰囲気ががらりと明るくなることがよくある。声に出して気持ちを伝える効用は計り知れない。コロナがますます拍車をかけて日本全体を息苦しくさせているようで、誠に寂しいかぎりである。(了)




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債券売り、利回り上昇で、NY株、金融株中心に反発、ダウ448ドル高、一方、変異株「デルタ」感染拡大がアジアで進み、インドネシアでは感染者数が連日、3万8,000人超えた(学校で教えてくれない経済学)

2021-07-10 08:46:30 | 経済学
週末9日のNY市場は4日連続で買われていた債券が買われ利回りが低下した。前日利回り低下で値を下げていた金融株が買い戻されダウは34,870ドル、448ドル、1.30%上げた。JPモルガン、3.2%高、ダウを31押し上げ、ゴールドマンサックス、3.57%高、ダウを84押し上げた。S&P500,4,369,1.13%高、ナスダック、14,701,0.98%高と3指標揃って値上がりした。9日、バイデン大統領は企業間競争促進法案に署名した。バイデン大統領は「競争のない競争は資本主義でない。悪質な独占行為を止めさせなければならない。」と語った。9日、WSJ紙電子版は「投資家は利回り低下で大きく下げていた金融株はじめ下げた銘柄に買いを入れたあと、株価は反発した」と総括した。

恐怖指数VIXは16.18と14.84%下落した。米債券が売られ、米10年債利回りは1.361%と前日の1.9%台から5.68%上昇した。NY外為ではドルが買い戻された。1ドル=110.12円、1ユーロ=130.82円、1英ポンド=153.04円で取引された。NY原油(WTI)はバレル74.62ドル、2.3%高、北海ブレントは同75.58ドル、1.97%高で取引された。NY金はオンス1,808.20ドルと0.44%高、ビットコインは3万③,538ドルと1.91%高で取引された。

9日、ロイター電子版は「バウエル米FRB議長は14日、米下院金融サービス委員会で翌5日、米上院金融員会での証言を前に「金融報告書」を発表した。同報告書によると①ワクチン普及が米経済の強い進展を支援した、しかし、昨年のリセッションまで回復していない、②景気の立ち直りが目に見えるまで支援を続ける、③原材料不足、人材不足が成長を抑制している、④インフレリスクが増大したが「一時的である」」と指摘した。

同じくロイター電子版は「アジアで特にデルタ変異株が急拡大で感染者、死亡者が増加している。ワクチン接種が進んでいないことから経済回復をさらに遅らせるリスクとなっている。ワクチン接種率はインドネシアでは人口2億7,000万人の5.4%、フィリピンは人口の2.7%、タイ:4.7%、マレーシア:9.3%に過ぎない。①インドネシアでは2日連続で感染者数が3万8,000人を超えた(1か月前の6倍)、死者数は2倍、②タイで感染急拡大を遅らせるために置くバンコクに外出禁止令を発動した、③ミヤンマー、カンボジア、ベトナムで過去最大の感染者数を記録した」と伝えた。

10日朝放送のシンガポールCNAは「変異ウイルス「デルタ」による感染が急拡大している。タイでは1日当たり9,000人以上が感染した。PCR検査を企業が義務付けたため検査証明がないと職場復帰できないためPCR検査のため長い行列が出来ている。一回の検査費用が80ドル(日本円換算で8,800円)と高いため一般家庭では受けられない。タイでは外出禁止令が出された。AirAsiaは一部運休取りやめを発表した」と伝えた。シンガポールCNAは「中国「国務院」が中小企業救済を目的に8日、金融機関に対する預金準備率を0.5%引き下げを発表した。車生産が減少するなど中国経済リスクが出始めている」と伝えた。(了)

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