こちら神戸も連日の猛暑が続いている。昨日の7月25日には暑さを吹き飛ばすかのように地元神戸生まれの阿部一二三、詩、兄妹が揃って東京オリンピック柔道で金メダルを取った。滋賀出身の大橋悠依選手は女子水泳400メドレーで金メダルを取った。
2週間ぶりに例の更地に出かけた。期間が開いたのには理由がある。猛暑が続いたこともあったが22日に2回目のコロナワクチン接種を予定していた。打つか打たないか迷った。接種前日にかかりつけの循環器内科医師に再診断してもらいOKをもらったあと予約日に近くの御影公会堂で接種した。接種後、正直、一両日は身体全体に倦怠感が抜けなかった。幸いにも大事に至らず、3日目にはほぼ平常にもどり胃も動きだしたのをこれ幸いと気になっていた更地パトロールに出かけた。
2週間前にはまだツボミだった紅葉葵が今年も元気に咲いていた。2輪目だと分かった。共演するかのように1月半以上も咲き続けているグロリアスを入れてスケッチした。午前中だったが33℃を超えていた。タオルを帽子の後ろに差し込み、昔の兵隊さんスタイルの上に、大事をとって傘まで差してスケッチ、自宅に持ち帰り彩色した。
2週間前の7月10日にセミを描いた。今回、そのとき見つからなかったセミの抜け殻を2個見つけた。よそから飛んで来たんではない。更地で育ち、そして生まれて来たんだと改めて実感した。抜け殻の一つは塀の棒につかまっていた。今一つは、蔦の葉っぱに乗っていた。葉っぱの上に乗ったセミの抜け殻を見るのは初めてだった。
はじめてと言えば、この日、金木犀の木に止まっていた4匹のうちの2匹は、枝と枝のあいだに身を寄せ、向かい合って身体を動かしている光景に出くわした。専門的な知見は全くないが、ひょっとすると子孫を残すための行動かもしれないと勝手に想像している。
紅葉葵に話を戻す。ヤフーのブログのお世話になる。原産地は北アメリカ。花期は7~9月。学名はHibiscus
Coccineus.別名、紅蜀葵と呼ばれる。朝咲いて夕方閉じる。毎日一輪づつ咲く。
花言葉は温和・優しさ・努力の賜物と出ていた。
努力のたまものと言えば、阿部一二三選手の礎は神戸神港学園。詩選手は夙川学院。ひたすら努力して金メダルを手に入れた神戸生まれの二人の若者に元気をもらった。(了)