(学校で教えてくれない経済学)
オミクロン株が新規感染の4分の3を占めるとのCDC(米疾病予防センター)の発表のあと一時700ドル下げた週明け、21日のNYダウは取引き終了にかけて439ドル安まで買い戻された。一時バレル66ドル台まで急落したWTI相場も同69ドル台まで買い戻された。モデルナ・ワクチンがオミクロン株に有効と発表したと21日、WSJ紙電子版が伝えた。
21日、NYタイムズは一日当たりのアメリカ全土の新規のコロナ感染者数は13万3,012人、21% 増、死者数、1,296人と伝えた。21日、FT(フィナンシアルタイムズ)電子版は①オミクロン株感染拡大でダボス経済フォーラム開催延期を決めた、②2兆ドル規模の教育、保健、インフラ投資包括法案は民主党のミンチン上院議員が反対を固執、審議未了のまま来年回しにするとシユ―マー民主党院内総務が発表した、③ホワイトハウスは、気候温暖化防止の一環として、ガロン55マイル車生産を2026年義務付ける法案を提出した、④米国ではクリスマス休暇を控えて東北及び中部州は渡航自粛の傾向が強い。しかし、南部および農村地区では予定を変更しない家族が多い。⑤ジョンソン英首相はオミクロン株感染急拡大の中、Wait&see(様子見)のスタンスを続けている」と伝えた。
22日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「イングランドで新規コロナ感染が急拡大している。入院患者数が急増してベッド数がひっ迫して来た。スコットランドとウエールズはイングランドより厳しい。オミクロン株感染対応の閣議から出て来たジョンソン英首相は「ワクチン接種をためらわないでほしい。クリスマスで家族と会ってほしい。ロックダウンはやらない。」と明言した」と伝えた。フランスF2は「フランスの新規感染者数は1日当たり4万8,000人と英国ほどではない。しかし、フランスでもスピードが速いオミクロン株の感染が8%を占めた。一部に20%を占める県が出て来た。ワクチンの追加接種を行うか否かで国民の意見は割れている。アストラゼネカワクチン2回接種でオミクロン感染者が出た。3回目の接種でも19%の効果しか出ない。」と伝えた。ドイツZDFは「ドイツでもオミクロン・リスクが高まって来た。21日、英国からの入国制限措置としてロンドンヒースロー空港発フランクフルト空港着の客の14日間隔離を発表した。ドイツの21日、新規コロナ感染者数は1万6,080人と前日比5,657人減少した」と伝えた。
21日、NY市場でダウは34,932ドル、439ドル、1.23%安、S&P500、4,568と52ポイント、1.14%安、ナスダックは14,980と188ポイント、1.24%安で取引を終えた。個別銘柄ではゴールドマンが371.61ドル、2.67%安、1銘柄でダウを67ポイント押し下げた。ナスダックではテスラが899.94ドル、3.50%安と続落した。恐怖指数VIXは22.87、6.03%上昇、米10年債利回りは1.428%と1.83%上昇。NY外為市場では1ドル=113.61円、1ユーロ=128.15円、Ⅰ英ポンド=150.26円とほぼ変わらず。NY原油市場はバレル66.14ドル迄売られたが後もどし69.17ドル、2.38%安、北海ブレントは同72.08ドルと変わらず。NY金はオンス1,791.50ドル、ビットコインは4万6,886ドルと小幅安で取引された。(了)
オミクロン株が新規感染の4分の3を占めるとのCDC(米疾病予防センター)の発表のあと一時700ドル下げた週明け、21日のNYダウは取引き終了にかけて439ドル安まで買い戻された。一時バレル66ドル台まで急落したWTI相場も同69ドル台まで買い戻された。モデルナ・ワクチンがオミクロン株に有効と発表したと21日、WSJ紙電子版が伝えた。
21日、NYタイムズは一日当たりのアメリカ全土の新規のコロナ感染者数は13万3,012人、21% 増、死者数、1,296人と伝えた。21日、FT(フィナンシアルタイムズ)電子版は①オミクロン株感染拡大でダボス経済フォーラム開催延期を決めた、②2兆ドル規模の教育、保健、インフラ投資包括法案は民主党のミンチン上院議員が反対を固執、審議未了のまま来年回しにするとシユ―マー民主党院内総務が発表した、③ホワイトハウスは、気候温暖化防止の一環として、ガロン55マイル車生産を2026年義務付ける法案を提出した、④米国ではクリスマス休暇を控えて東北及び中部州は渡航自粛の傾向が強い。しかし、南部および農村地区では予定を変更しない家族が多い。⑤ジョンソン英首相はオミクロン株感染急拡大の中、Wait&see(様子見)のスタンスを続けている」と伝えた。
22日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「イングランドで新規コロナ感染が急拡大している。入院患者数が急増してベッド数がひっ迫して来た。スコットランドとウエールズはイングランドより厳しい。オミクロン株感染対応の閣議から出て来たジョンソン英首相は「ワクチン接種をためらわないでほしい。クリスマスで家族と会ってほしい。ロックダウンはやらない。」と明言した」と伝えた。フランスF2は「フランスの新規感染者数は1日当たり4万8,000人と英国ほどではない。しかし、フランスでもスピードが速いオミクロン株の感染が8%を占めた。一部に20%を占める県が出て来た。ワクチンの追加接種を行うか否かで国民の意見は割れている。アストラゼネカワクチン2回接種でオミクロン感染者が出た。3回目の接種でも19%の効果しか出ない。」と伝えた。ドイツZDFは「ドイツでもオミクロン・リスクが高まって来た。21日、英国からの入国制限措置としてロンドンヒースロー空港発フランクフルト空港着の客の14日間隔離を発表した。ドイツの21日、新規コロナ感染者数は1万6,080人と前日比5,657人減少した」と伝えた。
21日、NY市場でダウは34,932ドル、439ドル、1.23%安、S&P500、4,568と52ポイント、1.14%安、ナスダックは14,980と188ポイント、1.24%安で取引を終えた。個別銘柄ではゴールドマンが371.61ドル、2.67%安、1銘柄でダウを67ポイント押し下げた。ナスダックではテスラが899.94ドル、3.50%安と続落した。恐怖指数VIXは22.87、6.03%上昇、米10年債利回りは1.428%と1.83%上昇。NY外為市場では1ドル=113.61円、1ユーロ=128.15円、Ⅰ英ポンド=150.26円とほぼ変わらず。NY原油市場はバレル66.14ドル迄売られたが後もどし69.17ドル、2.38%安、北海ブレントは同72.08ドルと変わらず。NY金はオンス1,791.50ドル、ビットコインは4万6,886ドルと小幅安で取引された。(了)