オミクロン株の重症化懸念がやや後退、米消費者信頼感指数改善を受けてＮY株続伸、バイデン米大統領、米ABCテレビで生出演、コロナ飲み薬対応を強調（学校で教えてくれない経済学）

米ＦDA（食品医薬品局）は22日「ファイザーが開発した新規コロナ用経口薬パクスロビドの重症化リスクの患者への緊急投与を許可した」と発表した。ファイザーによれば重症化患者に88%効果があるとしていると22日、ＷSJ紙電子版が伝えた。23日朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]で米ABCはバイデン米大統領との単独インタビューの場面を放送した。バイデン米大統領は「ファイザー製飲み薬を5億回分確保した。2022年初めにかけてデリバリーされる。」と答えた。22日、ブルームバーグ電子版は「オミクロン株の感染者数は拡大している。一方降らす、消費者信頼感指数改善している。米中古住宅販売が増加した。22日、米FDAはコロナ重症患者への飲み薬投与を緊急許可した。22日、NY株価は反発した。」と伝えた。

戦争発展懸念が背景にある。」と伝えた。ドイツZDFは「ロベルト・コッホ研究所は22日、1日当たり新規感染者数は4万5，956人と前日比5,642人減った。死者数は510人。過去1週間の人口10万あたり感染者数は289.0人と変わらない。一方、既に回復したコロナ感染患者の副作用として肺機能の回復遅れで苦しむケースが多い。」と伝えた。

一方、中国CCTVは「中国外務省報道案はリトアニアと中国との関係に何ら変更はない。アメリカは他国への干渉を止める必要があると語った。林香港行政長官との会談のあと習主席は「香港での選挙結果は中国の一国二制度の確立がさらに一歩前進した。愛国精神の更なる高揚が確認された」と林行政長官の活躍を高く評価した。」と伝えた。シンガポールCNA
は「オミクロン株、感染者がシンガポールで新たに確認された。空港からのバスの運行を一日当たり5,000台に制限する。航空関係者も含めてマスク義務付け、フエースしールド着用を徹底する。一方、日本の岸田首相は日本でのオミクロン株市中感染確認され海外からの入国規制徹底ルトの述べた」伝えた。韓国KBSは「米国でＦＤＡがコロナ治療用飲み薬使用を米ＦＤＡが正式に承認した。コロナ感染者の増加で一般病棟への影響が出始めているが政府は1万5，000床確保を約束した。」と伝えた。

22日、NY市場でダウは35,753ドル、261ドル、0.74%高、S&P500は4,696と47ポイント、1.02%高、ナスダックは15,521、180ポイント、1.18%高で取引された。個別ではテスラに押し目買いが入り1，008.87ドル、7.49%急騰した。恐怖指数VIXは18.63と11.33%低下した。債券が買われ、米10年債利回りは1.453%と2.27%低下した。ＮY外為市場ではドルが買われた。1ドル=114.11円、1ユーロ＝129.27円、Ⅰ英ポンド＝152.40円と主要通貨高・円安に動いた。NY原油市場ではオミクロン株による対応が進むとの思惑から原油相場が反発した。WTIがバレル73.06ドル、2.71%高、北海ブレント、同75.60ドル、2.22%高で取引された。NY金はオンス1，804.70ドル、0.89%高、ビットコインは4万9，132ドルと0.49%小幅上昇したと22日、ロイター電が伝えた。（了）