ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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米長期債利回り2.88%へ急落でNY株反発、一時、288ドル安のダウは321ドル高と乱高下、一方、サハリン2のロシア企業移行で代替案のない日本は窮地とブルームバーグ伝える(学校で教えてくれない経済学)

2022-07-02 08:02:10 | 経済学
「6月の米ISM製造業指数が53.6(5月56.1)to2020年6月来最低を記録した。新規受注が20020年5月来はじめて50を割った。雇用指数は47.3だった。景気減速懸念が高まり米債券が買われ、米10年物債利回りは2.88%へ低下した。②プーチンロシア大統領はサハリン2をロシア企業に移転命令を発動した,③一時、トン当たり10,000ドルを超えていた銅相場が8,000ドルを割った。銅相場は世界の景気の先行指標とされる。」と7月1日FT(フィナンシアルタイムズ)電子版が伝えた。

1日、ブルームバーグ電子版は「①ロシアがサハリン2をロシア企業に移行する措置を取った。日本はロシア産ガスにLPG(液化天然ガス)の10%を依存している。代替輸入先は当面見当たらない。日本はサハリン1とロシア・アークテック2に出資しているがサハリン2と同様の措置を受ける可能性がある。②ゴールドマンサックスは6月30日レポートで金利上昇、インフレ加速で景気後退懸念から債券利回りが低下し始めた。企業は物価上昇と消費者マインドの悪化で今年7~12月の利益は圧迫される。株価は年初から20%下落したが年後半の企業業績悪化を織り込んでいないと発表した。③米住宅ローン金利の上昇で6月の米住宅の売り物件が昨年比13%増加した。1月前110万ドルで売りに出していたが現在89万9,000ドルと評価され「うんざりだ」とある主婦は話した」と伝えた。

7月1日、NY市場でダウは一時、288ドル下げて始まったが、長期債が買われ、10年物債券利回りが2.88%へ低下したあと、株価は反発に転じた。ダウは31,097ドル、321ドル、1.05%高、S&P500は3,825と39ポイント、1.06%高、ナスダックは11,127と99ポイント、0.90%高で取引を終えた。テスラは681.79ドル、1.24%高、アマゾンは109.56ドル、3.155高で取引された。恐怖指数VIXは26.70と7.00%低下、米10年債利回りは2.889%へ2.84%低下した。NY外為市場で1ドル=135.27円、1ユーロ=141.07円、1英ポンド=163.64円で取引された。NY原油(WTI)はバレル108.47ドル、2.56%高、北海ブレントは同111.53ドル、2.29%高で取引された。NY金はオンス1,808.80ドルと前日並み、ビットコインは1万9,459ドル、2.56%安で取引された。

7月2日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①英国で再びインフルエンザの流行拡大が進んでいる。1週間で230万人が感染した。オミクロン株BA4と5による、②習近平主席は香港の中国返還25周年式典に参加した。中国は静かな中国に柔軟な香港を望んでいるようだ。」と伝えた。ドイツZDFは「ロシア産ガス不足が顕著になり高価な代替ガスへの切り替えコスト対策として益々個人が負担する度合いが避けられなになって来た」と伝えた。フランス2は「ロシア軍はオデーサ民間施設にミサイル攻撃とウクライナ東部の攻撃が益々激化して来た。ロシアは民間施設を標的にしたことは一度もないとぺシコフ報道官は話した。」と伝えた。サハリン2の日本外しで代替先のない日本は苦しい。(了)

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