「ボリス・ジョンソン首相は、7日、自らの求心力が低下、辞意を表明、「英国の未来は金色に輝いていると述べた」と英BBCは7月8日朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]で伝えた。スペインTVEは、ジョンソン英首相の功績と辞任に至った経緯を詳細に伝えたあと「保守党内で次期首相を3人選んだあと2人に絞る。9月以降に2,000万人の保守党員による決選投票で次期首相が決まる。英BBCは12人の候補を紹介している。」と伝えた。7日、ワシントンポスト紙は「ジョンソン英首相は辞意を表明した。謝罪はせず、保守党は動物のスンピード(逃げる群れ)だと非難したあと「英国の未来は金色に輝いている」と述べた」と伝えた。ブルームバーグ電子版は「ジョンソン英首相が辞意を表明した。彼は2.43%10月まで首相にとどまりたい意向のようだが、保守党が認めるか疑問だ」と伝えた。7日、WSJ紙電子版は「7日、NY市場はS&P500は乱高下のなか4連騰して取引を終えた。一方、米住宅ローン金利が先週の年5.7%が週初に5.3%へ急落した。米経済がリセッション入りすることを示唆した。」と伝えた。
7日、NY市場は「ダウは31,384ドル、384ドル、1.12%高、S&P500は3,902と57ポイント、1.50%高、ナスダックは11,621と259ポイント、2.28%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは26.08と2.43%低下、米10年債利回りは3.00%へ3.03%上昇した。NY外為市場で1ドル=135.99円、1ユーロ=138.16円。1英ポンド=163.50円で取引された。NY原油(WTI)はバレル102.36ドル、3.83%高、北海ブレントは同104.18ドル、3.45%高で取引された。NY金はオンス1,739.00ドルと冴えない。ビットコインは2万1,603ドルと5.17%反発した。
8日朝放送のシンガポールCNAは「G20外相会議でジョコ、インドネシア大統領はウクライナでの戦争を早く終わらせるよう呼びかけた。今回のG20を前にして議長国としてジョコ大統領はゼレンスキー大統領とそのあとプーチン大統領とも会談、橋渡し役としての役割を果たそうと努力した。ラブロフ外相は7日、王毅外相と会談のあと複数の国の外相と会談をこなしている。ジョコ大統領は世界穀物相場が高騰する中、食料安保が最大の課題となっている。ロシア、中国と西側諸国との隔たりは依然大きい。サハリン2に次いでサハリン1についても日本締め出しをロシアは考えている。大統領報道官は「ロシアの国益最優先だ」と述べた。」と伝えた。韓国KBSは「韓国でオミクロン変異ウイルスBA.5が感染元の主流となっている。ここ2日、感染者数は2万へ先週のほぼ倍増、8月中に60万にも達する可能性があると当局は警戒している」と伝えた。中国CCTRは「①盧溝橋事件85周年記念日を迎え、共産党体制のリーダーシップを称えた。」と伝えた。香港TVBは「香港で感染者が3,000人を超えた。隔離施設の対応が急務となっている。マカオでも感染者が増加に転じた。」と伝えた。日本でも感染者数は倍増してきている。機敏な行動が望まれる。(了)