ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

NY株、13日の米CPI発表控え様子見、小幅安、原油、リセッションによる原油需要減を警戒、売り先行、一方、安倍元首相襲撃事件後4日目の12日、ようやく警察庁動く(学校で教えてくれない経済学)

2022-07-13 11:57:55 | 経済学
「米リセッション懸念から12日、NY株、原油揃って下げる。米住宅価格高騰が更なるインフレ要因。」と12日、WSJ紙電子版が伝えた。NY市場では米時間13日発表予定の6月CPI(米消費者物価指数)に関心が集中している。ブルームバーグ予想では6月の米CPIは5月対比1.1%増、前年同月比では8.8%増(5月:8.6%増)となっている。シャンビエールホワイトハウス報道官は「6月の米CPIはガソリン、食料品価格ふくめ物価の全般的上昇に影響を受ける」と語った。一方、鈴木財務相はイエレン米財務長官と12日会談した。鈴木財務相は「日米で為替市場に関して緊密に協議している」と語った。イエレン財務長官は「為替介入は協議しなかった。現在のドル円相場は投機的だ」と語った」とブルームバーグ電子版は伝えた。

12日、NY市場でダウは30,981ドル、192ドル、0.62%安、S&P500は3,818と35ポイント、0.92%安、ナスダックは11,264と107ポイント、0.95%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは27.29と4.28%上昇、米10年債利回りは2.965%と0.24%増、NY外為市場では1ドル=136.71円、1ユーロ=137.16円、1英ポンド=162.42円でそれぞれ小幅安で取引された。ユーロは一時、1ユーロ=1.0000ドルと20年振りに対ドル・パリティ(等価)を付けた後1ユーロ=1.0074ドルへ下げたとブルームバーグが伝えた。NY原油(WTI)はバレル94.28ドル、1.63%安、北海ブレントは同99.11ドル、7.41%安と売られた。背景には金利上昇、世界的なリセッション、コロナ感染再拡大で世界の原油需要が落ち込むと市場は見ている。NY金はオンス1,723.50ドルと冴えない。ビットコインは1万9,279 ドルと3.35%安、2万ドルを割った。

13日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でスペインTVEは「①サンチエススペイン首相はガス高騰で利益を上げた石油企業と利上げで収益改善の銀行に一時的に追加課税すると発表した。銀行協会は猛反発している。一方、市民に対しては物価高騰で影響を受けるとして15歳以下の子供家庭に一律100ユーロ(約13.7万円)含む支援策を発表した。スペイン株式市場は金融資源銘柄売りで8%下落。②ウクライナ東部ではロシア軍の攻撃が激しさを増している。瓦礫の下に35人の犠牲者が埋まっている。一連のロシア軍の攻撃で少なくとも600人のウクライナ市民が死亡した。」と伝えた。ドイツZDFは「ウクライナと欧州リセッション懸念からユーロがドルと等価。20年来安値を記録した。ガス高騰にユーロ安が加わりインフレが進行する。エンドユーザーに影響が出てくる。」と伝えた。韓国KBSは「①韓国映画イカゲームがエミー賞候補にノミネートされた。韓国初、②コロナの新規感染者数が12日3万を超えた」と伝えた。日本でもオミクロン株によるコロナ感染拡大に伴い「全国旅行支援」延期を日本政府は決めた。一方、安部元首相襲撃事件後4日目、警護体制検証チームを立ち上げたと警察庁が発表した。容疑者は周到な準備の上「奈良以外複数個所を訪れたが諦めた」と話している。今回の事件では日本以外の国が驚いているようだ。警察庁だけの問題でない。事が起らないと動かない日本人の体質を分り易く露呈した。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水下痢の診断と治療:腎と心:臨床実践塾の準備

2022-07-13 07:14:11 | 診断即治療と虹彩学


腹痛の原因は?



近年、腹痛を訴える人は少なくなりましたが、それでも時々「腹痛」を訴える方はいます。
腹痛と言えば、多くが大腸を想像するようです。
しかし、普段からお腹の調子が悪い人は別として、急に起こる腹痛は小腸の場合が多いです。

それは、火(心臓・小腸)の関係があるからです。
心臓の病変の特徴として「急変する」というのがあります。
先ほどまで元気だったのに、急に顔色が悪くなって「気分が悪い」と訴えるのがそれです。

そんな場合にお腹を整える治療をしても、あまり効果はありません。
理由は、先ほど書いたように、「心臓」が原因となっていることがあるからです。
それをどのように診断するかと言えば、脈診のできる人なら脈診でもわかるし、脈診のできない人なら、腎査穴を探ってみるといいです。

お腹が痛いのに何故腎査穴かと思うかも知れませんが、それは七星鍼法での対応経絡になっているからです。
つまり、「心⇌腎」の関係があるからです。
だから、腎査穴に反応があれば多くが「心」と考えていいのです。

で、その下痢の治療はどうするかと言うと、私は「大腸の募穴である天枢」は使いません。
何故なら、天枢は七星論で観ると、「土の位置」になるからです。
つまり、天枢は「土=脾・胃」の治療に使うのです。
それは実験方法もあります。

あまり極端な事を言うと、戸惑う人がいるかも知れませんので、天枢の話はそれぐらいにして、「水下痢」の話に戻します。
水下痢に速効的な治療をするなら「心の募穴である巨闕」を使うのですが、七星論での胸部七星配置では「火は玉堂」になるので、玉堂へのお灸などで治療します。

普段から「心臓」に異変のある患者さんなら、七星論での背部兪穴の「2地」「2火」を使います。
募穴とは、胸腹部にある臓腑の経気が集まるところを言います。
兪穴とは、背部にあり臓腑の経気が集まるところです。

臨床的な説明をしますと、
腹部にある募穴は、速効性はありますが、持続効果の期待は少ないです。
背部にある兪穴は、速効性は少ないのですが、継続治療する事で慢性的な疾患に効果を期待することができます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする