ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

神戸松蔭土曜講座風景(スケッチ&コメント)

2012-10-28 09:11:28 | スケッチ


神戸松蔭土曜講座風景

江嵜企画代表・Ken



神戸松蔭土曜講座(第18回)、『いま、子どもを考える』、「子供と英語」~英語絵本の秘密~が、神戸松蔭女子学院大学で、27日午後2時から開かれ、家族と出かけた。会場は、JR六甲道駅下車、タクシーで1,060円の距離にある。帰路は、学校最寄のバス停に、阪神御影行きがタイミングよく来て、ラッキーだった。

今回の土曜講座は、『子どもと宗教』(10月10日)、『子どもとお伽噺』(同13日)と続くシリーズ物の3回目のトリだった。「子どもと英語」というタイトルを見て、ピクッと来た。特に「英語絵本の秘密」という副題に引かれた。講師の山内啓子先生は、英語学科で、専門は、英語・異文化理解教育と聞いた。「異文化理解」という言葉に引かれた。海外へ行かれたら本屋に足を運ぶ。そこで求められたそれぞれの国の子供の絵本が回覧された。それぞれの絵本の一部のページだが、プロジェクタ―に映しながら、楽しそうに話された。

「平成23年度より日本の小学校で新学習指導要領が全面実施されました。」ということばで講演は始まった。小学5,6年で年間35時間「外国語活動」と「指導要項項」にあるそうだ。「外国語活動」とあるように、英語に限定していない、どんな外国語でもいいとのことだった。何事もそうだが、話しは聞いてみるものである。

「小学校からの英語学習、革新的なことでしょうか?」と山内先生は問いかけた。英語教育は、1886年{明治19)、高等小学校制度発足とともに拡大した。明治初期からオランダ語に始まり英語が一部で教えられていたと、話しは続く。そして本論の「絵本」に入った。「絵本」とは、広辞苑を引くと①挿絵のある書籍。絵の本。絵草紙、②絵の手本、③絵を主体とした児童用読み物とある。一方、外国では、「絵本],つまり、Picture booksを「OED」(Oxford English Dictionary)で引くと、「子供向けが」が強調されているとの説明が印象に残った。

最初の英語の絵本は、The Butterfly's Ballのタイトルで1808年、ロンドンで制作されたと紹介された。日本では「桃太郎」からはじまる「日本昔噺シリーズ(長谷川武次郎氏)が有名だと説明された。1時間半の講義を限られた紙数に書けない。「子どもと絵本」について考える場合、「絵本」は、「言語教材」であり、「異文化理解」、特にコミニュケ―ションの道具としての働きは大きいと講義を聞きながら実感した。

日本では英語嫌いな人が多い。中学1年で出会った英語の先生の影響が大きいとも聞く。今住んでいるマンションに腹話術のプロのご婦人がおられる。一度だけだが、彼女の演技を拝見した。子どもたちが目を輝かせてエキサイティングしている様子が手に取るように伝わった。「絵本」は、腹話術にはとても及ばないだろう。当然のことながら、語学に限らず一定期間、基礎から集中的に、訓練を受けることは欠かせない。しかし、「絵本」の外国語学習の道具の一つとして、外国語嫌いの子供を一人でも減らす効用としては、大きいのではないか、と思いながら帰路についた次第である。(了)

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