足の三里のイラスト
たとえば、有名なツボに「足の三里」と言うのがあります。
経絡としては「胃経」に属します。
つまり、胃の異変が出たり、胃の治療に使うツボになるわけです。
ですから、「足の三里」はよく使われているようです。
しかし、私はあまり使いません。
理由は、七星鍼法には「査穴」というのがあり、胃に異変がある場合は、何が原因で胃に異変が出ているのかを考えて治療しますが、時には「胃査穴」を使います。
この査穴(胃査穴)というのは、「原穴」(病気に応じて反応が出るところ)のようでもあるし「郄穴」(主に急性症状に使うツボ)のようでもあります。
つまり、一般的には病状に応じてツボを使い分けるのですが、この査穴を使うと非常に便利なのです。
七星論を使うと、そのようなことが「謎解き」のようにわかってくるのです。
これが七星鍼法の「真髄」になるかもしれませんので、これはブログで書かなかった理由です。
ブログは一般の方も読みますので、専門的な理論を書いてもつまらないと思ったからです。
ですから、この論理的治療法は会員制にして説いていきたいと考えています。
準備ができ次第「会員募集」をする予定ですが、編集業務がだいぶあるので、それがある程度整理できてからになります。
多分ですが、今までわからなかったことが、もつれた紐を解くように解けてくるはずです。
少なくても私はそのように解いてきました。
だから「速効治療」ができたとも考えています。
これからはきっと「おもしろい治療理論」の解説ができると思います。
おもしろいというより「論理的な治療法の証明」になります。
そして、それを学ぶことで今までよりも早くて効果の高い治療ができるようになります。