アマリリス
江嵜企画代表・Ken
義弟の所属するさる写真同好会の展覧会がJR神戸駅に
隣接したクリスタルビル2階で開かれており楽しみに
して出かけた。約30点、いずれ劣らぬ腕に撚り掛けた
作品が並んでいた。今回、出展作品には景色が多く
大いに堪能した。
日本画と写真に大いに共通点があると前々から思っている。
いずれも構図が重要なポイントの一つであると思っている。
義弟の説明では、コンピューターで修正して作品に仕上げる
人が増えたと話していた。人それぞれだから自由である。
しかし、修正してまで見てもらって何が楽しいのかと
つい思ってしまう。
帰路、地下鉄で終点フラワー公園駅駅まで出てお馴染の「潤」に寄った。
お姉さんに先日スケッチした「むくげ」の花をハガキにプリントして
プレゼントさせもらった。
店の中に入るなりバッチ目が合った花があった。今回の作品のアマリリス
である。自宅でデッサンし、日本画の絵具を使って仕上げた。
店に入って来たご婦人が目ざとく見つけて、アマリリスの花言葉は
「おしゃべり」というのよと教えてくれた。念のためヤフーで検索した。
「誇り」、「内気」「素晴らしく美しい」「おしゃべり」、
「強い虚栄心」と出ていた。
店では一輪だったが、絵を描いているうちに二番目のつぼみが膨らみ
始めた。明日の朝には咲きそうだ。球根だから来年も咲きますよ、と
お姉さんが教えてくれた。地植えしておけば、毎年、5~6月になれば、
アマリリスの花を楽しむことが出来そうだ。(了)