11月9日 「あ~あ」という感じです
12月14日 白髪ですが生えてきました
円形脱毛の治療で、最初には白毛が生えてくるので、わかり難いのですが、下の写真(12月14日の写真)では明らかに生えてきています。
この方の奥さんが食養法を知っているので早かったと思います。
一般的には以下のように考えられているようですが、当院はちょっと違います。
と言うのは、毛根を支える細胞が緩んだら、毛根を支えることが出来くなった脱毛が起こると考えるので、毛根を引き締めることを考えているからです。
一般的な考え方
円形脱毛症の原因
円形脱毛症は、自己免疫疾患の一種と考えられています。免疫系が誤って毛包(毛を生やす組織)を攻撃することで発生し、円形または不規則な形で髪が抜けるのが特徴です。
主な原因と影響因子:
- 自己免疫反応
- 自己免疫系が毛包を異物と認識し、炎症を引き起こします。
- これにより毛髪の成長が停止します。
- 遺伝的要因
- 家族歴がある場合、発症リスクが高まるとされています。
- ストレス
- 強い心理的・身体的ストレスが引き金となることがあります。
- ホルモンの不均衡
- 特に甲状腺疾患や他のホルモン異常が関連することがあります。
- 環境要因
- 栄養不足やアレルギー反応が影響する場合もあります。
鍼灸治療によるアプローチ
鍼灸治療は、円形脱毛症の改善に役立つ補完的な療法とされています。
主に血流の促進やストレスの軽減、免疫機能の調整を目的としています。
鍼灸治療の目的:
- 血流の促進
- 頭皮の血行を改善し、毛包に栄養を届けやすくします。
- 免疫バランスの調整
- 鍼刺激が自己免疫系の過剰反応を抑える可能性があります。
- ストレス緩和
- 鍼灸治療はリラクゼーション効果が高く、ストレス関連の症状を緩和します。
- 全身の調整
- 胃腸の不調やホルモンバランスの乱れなど、脱毛の間接的な原因を整えます。
使用する主な経穴(ツボ):(当院とは全く違いますが・・・)
- 頭部:百会(ひゃくえ)、天柱(てんちゅう)
- 全身:足三里(あしさんり)、合谷(ごうこく)、腎兪(じんゆ)
- 特定部位:脱毛部位周辺への浅い刺鍼
治療頻度と期間:
- 初期段階では週1~2回の治療が推奨されます。
- 状況に応じて3~6か月程度継続することが一般的です。
併用が推奨される生活習慣改善
- 栄養バランスの良い食事(ビタミンやミネラル、特に亜鉛と鉄を含む食品)
- 十分な睡眠とストレス管理
- 頭皮マッサージや適切なヘアケア
効果と注意点
鍼灸治療は即効性があるわけではありませんが、血流改善やリラクゼーション効果は短期的に実感できる場合があります。
ただし、個々の体質や原因によって効果が異なるため、医師や鍼灸師と連携しながら治療を進めることが重要です。
とまー、一般的にはこのように考えられています。
(鍼灸学校で教えるレベルだと思います)
12月22日の臨床実践塾では行いませんが、サッと話す程度ならできると思います。
臨床実践塾
テーマ:いろいろな痛みの治療法
日時 2024.12.22日(日)13:00~15:00
会場 新城針灸治療院
参加費 20.000円
定員 6名
申込 06-6765-7622
mail :shinjo36アットマークsunny.ocn.ne.jp
テーマ:いろいろな痛みの治療法
日時 2024.12.22日(日)13:00~15:00
会場 新城針灸治療院
参加費 20.000円
定員 6名
申込 06-6765-7622
mail :shinjo36アットマークsunny.ocn.ne.jp