週明け23日、NY株は小幅高。ダウとS&Pは過去最高値を更新した。ミネアポリス連銀総裁、シカゴ連銀総裁など米FRB高官が0.5%利下げに賛同、その結果として米経済ソフトランディング期待を表明したことが相場を支援したと23日、ブルームバーグ電子版が伝えた。NYタイムズ電子版は「直近の米大統領選挙の世論調査で、アリゾナ州でトランプ氏がハリス氏を5ポイント上回った。8月調査ではハリス氏がトランプ氏を上回っていた。」と伝えた。ロイター電子版は「米大統領選挙では48州とワシントンDCは一票でも勝てば「総取り」となる。ネブラスカ州とメーン州は「総取り」でない。トランプ氏は「ネブラスカの勝者「総取り」を主張している。「ネブラスカ州が「総取り」になればハリス氏に不利になる。」と伝えた。
23日、NY市場でダウは42,124ドル、61ドル、0.15%高。S&P500は5,718と16ポイント、0.28%高。ナスダックは17,974と25ポイント、0.14%高で取引を終えた。恐怖指数(VIX)は15.89と1.61%低下。米10年債利回りは3.750%と0.60%上昇。NY外為市場で1ドル=143.61円、0.20%安。1ユーロ=1159.58円、0.63%安。1英ポンド=191.61円、0.01%高。NY原油(WTI)はバレル70.65ドル、0.49%安。北海ブレントは同73.43ドル、0.35%安。NY金はオンス2,652.30ドル、0.23%高。ビットコインは6万3,374ドル、0.32%安で取引された。
24日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「イスラエルが22日、レバノン南部ほか複数個所をミサイル攻撃した。中東全体にリスクが拡大して来ている。ヒズボラはイスラエルに反撃した。それがまたイスラエルを刺激する。」と伝えた。ドイツZDFは「zdf22日、ブランデンブルグ州選挙で政権与党のSPDが30.9%、極右AFD29.2%と僅差で勝利した。左派BSW13.5%だった。ドイツは2025年議会選挙を予定している。今回選挙でSPD首位維持で当面の政治混乱は回避される。」と伝えた。フランス2は「バルニエ首相は39人の閣僚名簿を発表した。10月1日に政策表明の演説を行う。」と伝えた。シンガポールCNAは「①21日、スリランカに野党・人民戦線のトップのディサナヤケ氏が新大統領に就任した。モディ印首相、パキスタン大統領、習主席が祝電を送った。スリランカは100億ドル以上の借款の内中国が半分を占める。ディサナヤケ新大統領は「私は魔法使いでない。普通の人間だ。何もかも出来ないがスリランカ経済を立て直す。貧しい人々の生活をよくするために仕事をする。」と述べた。②米、印、豪、日4か国クワッドの会合がワシントンで開かれた。中国はアジア太平洋の平和を破壊と混乱をもたらすと述べた。米国はインドに半導体工場建設で合意した。」と伝えた。韓国KBSは「①北朝鮮がゴミを付けた風船が一部仁川空港に落ち、39便が欠航した。一連の北朝鮮からの飛来風船は都合5,500個。韓国政府は国民の安全を守るために断固樽措置を取ると声明を出した。」と伝えた。上海、東方衛視は「海南島と本土との間でのクルーズ船の往来が22日から再開された。」と伝えた。問題は日本である。日々激しく動く世界で日本の顔は相変わらず見えてこない。(了)