ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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ガングリオン:治療前 → 治療後

2024-09-23 12:06:00 | 診断即治療と虹彩学
治療前:自分でお灸をしたそうです
だいぶペシャンコになりました
時間とともに再び膨れてくるので再治療を勧める


ガングリオンの治療で鍼灸院に来られる方は少ないと思います。
この方は、自宅でお灸をした、というぐらいですので、ガングリオンに悩んでいたようです。
上の写真は治療前ですが、お灸の痕があります。
下の写真は当院で治療した後の写真で、だいぶ凹みました。

ガングリオンは、主に関節や腱の近くに発生する良性の嚢胞です。
この嚢胞はゼリー状の液体で満たされており、関節包や腱鞘から発生します。
特に手首、指、足の関節や足首に多く見られますが、他の部位でも発生することがあります。

私は、手の甲や頭にできたガングリオンを治療したこともあります。
手の甲にできたガングリオンは、まるで歯のような硬さになっていました。
頭にできたガングリオンを治療した時は、治療中「あ、あ、足が痺れる」なんて言っていまして、その頃に「頭と足の関係」に興味を持ちました。

ガングリオンの話をすると、当院が「新大阪野戦病院」と呼ばれていたころを思い出します。
巨鍼を使っていたからか、「荒治療」→「野戦病院」(^o^)と呼ばれるようになったと思います。

さて、ガングリオンの話です。

ガングリオンの特徴は、以下のようなものです。

  • 硬さと大きさ: ガングリオンは触ると弾力があり、ピンポン玉のような硬さのことが多いですが、柔らかいものもあります。大きさは数ミリから数センチ程度まで様々です。
  • 痛み: 痛みを伴わないことが多いですが、周囲の神経を圧迫すると痛みやしびれが生じる場合があります。また、関節の動きに支障が出ることもあります。
  • 発生原因: 正確な原因は不明ですが、関節や腱に繰り返し負荷がかかることが一因とされています。

診断

ガングリオンの診断には、嚢胞を触診することで行う場合が多いですが、必要に応じて超音波検査やMRI、X線などの画像検査が行われることもあるようです。

現代医学での治療法は、以下のようなパターンが多いようです。

  • 経過観察:痛みがなく、機能に問題がない場合は治療をせず、経過を観察することがあります。自然に消えることもあります。
  • 穿刺:ガングリオンの液体を針で吸い出す方法です。ただし、再発することも多いです。
  • 手術:再発を防ぐためには手術でガングリオンを切除する方法が有効です。特に痛みや機能障害がある場合に推奨されます。
ガングリオンは良性な腫瘍(嚢胞)で、癌になることはありませんが、症状がある場合や再発が多い場合は専門医に相談することをお勧めします。

でも、鍼灸院でも経験のある鍼灸師がいれば十分対応できると考えています。
当院もガングリオンの治療は経験が十分あるので、対応するようにしています。

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