ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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脳と全身活動とアレルギーの関係・・・(8)

2024-05-02 07:59:02 | 診断即治療と虹彩学


脳は身体の様々な機能を調節し、全身のコントロールに重要な役割を果たしています。
一般的にアレルギーが直接脳の機能に影響を与えることは比較的まれです。
しかし、アレルギーによって引き起こされる炎症反応や身体の不快感が脳の機能に一定の影響を与えることがあります。

具体的には、以下のような点でアレルギーが脳に影響を及ぼす可能性があります。
  1. 炎症反応の影響: アレルギーによって引き起こされる炎症反応が脳に影響を及ぼすことがあります。特に慢性的な炎症は、脳の神経炎症や神経保護機構に影響を与える可能性があります。

  2. ストレス反応: アレルギーの症状に関連する不快感はストレス反応を引き起こし、脳内のストレス応答系に影響を与える可能性があります。これにより、不安や情緒の変化が引き起こされる場合があります。

  3. 睡眠障害: アレルギーによる睡眠障害は、脳の機能に影響を与える可能性があります。睡眠不足は認知機能や情緒を含む脳の様々な機能に影響を及ぼすため、アレルギーによる睡眠障害は脳に間接的な影響を与えることがあります。

総合的に言えば、アレルギーが直接脳の機能に影響を与えることはまれと言われますが、その症状や関連する生理的反応が脳の機能に影響を及ぼす可能性があります。
それは上記の1.2.3.でもわかりますが、子供を持つ母親はそのような状況に陥ることがたまたまあるようです。

また、身体活動によって悪化するアレルギーも存在します。
これは「運動誘発性アレルギー」として知られています。
運動誘発性アレルギーは、身体活動(特に運動)によって引き起こされるアレルギー反応のことを指します。

運動誘発性アレルギーは、異物に対する免疫反応が運動と結びついて発生すると考えられています。
例えば、花粉症を持つ人が運動すると、花粉との接触によってアレルギー反応が引き起こされることがあります。

運動誘発性アレルギーの症状は、患者の個別のアレルギーの種類や強度によって異なります。
一部の人々は軽度の症状しか経験せず、他の人々はより重度の症状に苦しむことがあります。

運動誘発性アレルギーを管理するためには、アレルゲンに曝露することを制限するための対策が必要です。
これには、運動中に特定のアレルゲンに曝露されるリスクを最小限に抑えるための対策が含まれます。

こういうことがありました。
当院の患者さんですが、小さい子供がいて、仕事もしていたので、毎日の出勤が辛そうでした。
ですから、当院での食事指導も「わかっているんですが、なかなかできません」と話していました。

こういう方には、私はリラックスできる鍼をするようにしています。
その鍼の効果は何日も続かないのですが、本人は「鍼をした日はぐっすり眠れる」と話していました。
多分ですが、それがアレルギーの治療に役立っていると思います。

そして、もう一つ心配なのは、アレルギー(免疫系)疾患は、別の免疫系疾患に結びつかないかと考えるので、私は免疫系に効果のあるサプリメントを勧めるときもあります。
※ サプリメントはめったに勧めることはありませんが・・・

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