虹彩分析をすると、虹彩の周囲に白い輪っかが出ている
臨床実践塾の当日には、ご本人にも来て頂く予定です。
この何か月か、30年数年も続く高コレステロール値を下げるテストをしていました。
家族性の高コレステロール血症なので、「無理だ!」という意見が多い中、「200台までは下げられるはずだ」と、患者さんと協力しながら治療をしてきました。
このブログで、何度か紹介しましたが、最初は640ほどあったのが、徐々に下がり、ついに、200台になったのです 。
200台と言っても、298 mg/dlなので、大したことはないと考える人も多いのですが、患者さん自身にすれば、30数年来の数値です。
家族性の中でも、この方は、「100万人に1人」と言われたかたで、日本動脈硬化学会のホームページで見ますと、「ホモ接合体患者」に分類されるようです。
詳しくは、 日本動脈硬化学会 のホームページをご参照して頂ければいいのですが、当該HPを参考に簡単に概要を書いておきます。
家族性高コレステロール血症(略字でFH)
受容体関連遺伝子の変異による遺伝性疾患(常染色体優性遺伝形式をとる)
高LDLコレステロール(LDL-C)血症
皮膚ならびに腱黄色腫
早発性冠動脈硬化症を主徴
LDL-C増加の程度が著しく動脈硬化の進展が早く臓器障害の程度も強い
さてこの方の数値ですが、以下のようになっています。
そして、30数年のプレッシャーから解放された喜びを感じさせられる言葉も送ってきました。
※一言で30数年と言っても、発病の不安を抱えながら生きていくのは大変です。
前月比総コレステロール値は、
Chol mg/dl 331→298
LDL -Cho 225→195
LDL 計算値 238→211
この30数年、高脂血症が発覚して、初めての200台に下がったとは。
又、LDL 値も100台に下がった事も。
とても薬だけて成せる業ではありません。
新城先生の長置鍼法のお陰と感謝しております。
ありがとうございます。