(学校で教えてくれない経済学)
米FRBは14日、FOMCの会合で政策金利を0.25% 引き上げ0.5~0.75%と決めた。今年9月に予測した来年2回利上げを3回利上げに変更した。これを受けて債券が売られ利回りが上昇、14日NY外為市場ではドルが全面高となった。対円では1ドル=117.04~12円、1ユーロ=123.26~34円で取引された。来年の利上げの予想回数が2回から3回へ増えたことを受けて NYダウは118ドル安、19,792ドルへ値下がりした。NY原油(WTI)はドル上昇を受けてバレル51.04ドルへ反落した。NY金はオンス1161.30ドルへ小幅反発した。15日朝放送の日経CNBCテレビはFOMC会合後のイエレン議長の記者会見の様子を生中継した。質問者の多くはトランプ次期米政権の財政政策についてFOMCの会合で議論したのかと質問した。それに対して、イエレン議長は、自分は次期米政権の政策にコメントする立場にないと繰り返し答えた。ただ現段階ではまだ不透明だと答えた。今後の利上げペースについて聞かれたイエレン議長は、今回の0.25% 利上げ後でもまだ十分低い水準と認識していると答えた。失業率を聞かれたとき、4.5%の失業率は低いことは事実だが、アルバイトなど意図せざる就業の存在があると指摘した。製造業の雇用増加を期待するかと聞かれたとき、少なくとも雇用面では製造業は大きなウエートを占めていないと答えた。
15日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でカタール、アルジャジーラは「アレッポでのロシアとトルコとの間の停戦合意はわずか数時間で崩壊した。政府軍は反政府軍への砲撃を再開した。反政府軍支配地域からの脱出に備えて待機していたバスは空のまま引き返した。女、子供を含め政府軍による虐殺の噂が絶えない。シリア、トルコ、イラン民兵全ての合意が不可欠だ」と伝えた。英BBCは「アレッポ停戦合意は14日完全に崩壊した。市民の希望が消えた。ロシアとトルコとの合意内容にアサド政権が条件を付けてきたのです。」と解説していた。フランスF2は「アレッポ停戦合意は数時間でもろくも破られました。解放を待っていたバスは空のまま帰りました。」と伝えた。ドイツZDFは「アサド政権が民間人を殺害している話は消えていない。安保理事会ではロシアと中国が拒否権を行使した。非難しあっている。パン国連事務総長は「国連は深刻な事態に直面している。」と10年の最後の挨拶で述べた。」と伝えた。豪ABCは「アメリカ代表はロシア代表を恥知らずだと声を上げた。ロシア代表は誤った情報に操られていると激しい応酬をした。市民が4年半の内戦から通常の生活に戻る機会が失われました。回復の見込みはありません。」と伝えた。
国営ロシアテレビは「アムステルダム裁判所はアムステルダム美術館に預けていたクリミヤ博物館所蔵物はウクライナに所属する。クリミヤは国として認識されていない。」と判断した。一方的な政治的判断だと伝えた後、ロシアテレビは「山口県、長門で15日、プーチン大統領と安倍首相が会談する。長門市はかってない盛り上がりを見せています。アメリカで新政権が誕生して安倍首相は何としても今回の会談を成功させたいと意気込んでいます。」と紹介、「長門市内の神社の鳥居の上につるされた賽銭箱に何度投げても入らない。日本では期待しているが神社のお賽銭と同じで、うまくいきそうにない」と解説していた。(了)
米FRBは14日、FOMCの会合で政策金利を0.25% 引き上げ0.5~0.75%と決めた。今年9月に予測した来年2回利上げを3回利上げに変更した。これを受けて債券が売られ利回りが上昇、14日NY外為市場ではドルが全面高となった。対円では1ドル=117.04~12円、1ユーロ=123.26~34円で取引された。来年の利上げの予想回数が2回から3回へ増えたことを受けて NYダウは118ドル安、19,792ドルへ値下がりした。NY原油(WTI)はドル上昇を受けてバレル51.04ドルへ反落した。NY金はオンス1161.30ドルへ小幅反発した。15日朝放送の日経CNBCテレビはFOMC会合後のイエレン議長の記者会見の様子を生中継した。質問者の多くはトランプ次期米政権の財政政策についてFOMCの会合で議論したのかと質問した。それに対して、イエレン議長は、自分は次期米政権の政策にコメントする立場にないと繰り返し答えた。ただ現段階ではまだ不透明だと答えた。今後の利上げペースについて聞かれたイエレン議長は、今回の0.25% 利上げ後でもまだ十分低い水準と認識していると答えた。失業率を聞かれたとき、4.5%の失業率は低いことは事実だが、アルバイトなど意図せざる就業の存在があると指摘した。製造業の雇用増加を期待するかと聞かれたとき、少なくとも雇用面では製造業は大きなウエートを占めていないと答えた。
15日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でカタール、アルジャジーラは「アレッポでのロシアとトルコとの間の停戦合意はわずか数時間で崩壊した。政府軍は反政府軍への砲撃を再開した。反政府軍支配地域からの脱出に備えて待機していたバスは空のまま引き返した。女、子供を含め政府軍による虐殺の噂が絶えない。シリア、トルコ、イラン民兵全ての合意が不可欠だ」と伝えた。英BBCは「アレッポ停戦合意は14日完全に崩壊した。市民の希望が消えた。ロシアとトルコとの合意内容にアサド政権が条件を付けてきたのです。」と解説していた。フランスF2は「アレッポ停戦合意は数時間でもろくも破られました。解放を待っていたバスは空のまま帰りました。」と伝えた。ドイツZDFは「アサド政権が民間人を殺害している話は消えていない。安保理事会ではロシアと中国が拒否権を行使した。非難しあっている。パン国連事務総長は「国連は深刻な事態に直面している。」と10年の最後の挨拶で述べた。」と伝えた。豪ABCは「アメリカ代表はロシア代表を恥知らずだと声を上げた。ロシア代表は誤った情報に操られていると激しい応酬をした。市民が4年半の内戦から通常の生活に戻る機会が失われました。回復の見込みはありません。」と伝えた。
国営ロシアテレビは「アムステルダム裁判所はアムステルダム美術館に預けていたクリミヤ博物館所蔵物はウクライナに所属する。クリミヤは国として認識されていない。」と判断した。一方的な政治的判断だと伝えた後、ロシアテレビは「山口県、長門で15日、プーチン大統領と安倍首相が会談する。長門市はかってない盛り上がりを見せています。アメリカで新政権が誕生して安倍首相は何としても今回の会談を成功させたいと意気込んでいます。」と紹介、「長門市内の神社の鳥居の上につるされた賽銭箱に何度投げても入らない。日本では期待しているが神社のお賽銭と同じで、うまくいきそうにない」と解説していた。(了)