柳詩の校正のため出かけて、下江津湖の駐車場から遊歩道沿いを吟社までの道すがらをパチリ。
午後からの作業だったので、さすがに日中はジョギングもウオーキングも人影はなし。
ただ公園では、小さな子供連れの家族がチラホラと。
湧き水の出る岸辺が一番人気で、子供達の元気な声が谺していた。
去年の今頃は、外来の水草が岸辺を覆っていたが、今年はかなり量は少ない。
前回の編集会議参加の時は、雨ばかりで水が増えていたが今回は1mくらい水位が下がっていた。
白い可憐な(名前を知らない)花が咲いていた。
花ニラに似ているが時期が違うし・・・。
子供の頃は、水仙と呼んでいた花がこれに似ていた。
遊歩道沿いのお宅で、面白いものを見つけた。
スイカが全てぶら下がった状態になっていた。
地上ではなくて、ぶら下がった状態で栽培したのだろう。
スイカ自体は普通なのだが、蔓に生気がないのでもう見捨てられたのか?
それとも、収穫するだけ収穫し食うだけは食ったということか。
以前、空き地で菜園をしていた頃は、このくらいのスイカが採れると狂喜乱舞したものだった。
遊歩道沿いの桜は、もう紅葉が始まっていて、根元には色づいた落葉が広がっていた。
台風の影響だろうか、気温のわりに湿度が高く蒸した一日だった。
とても紅葉の似合わない日に、紅葉を目にしても「小さな秋を見つけた」とは真実味がない。
帰る頃は、もう太陽は夕日のそれに近づいていたが、蒸し蒸し度は酷くなっていた。
写真を見ながら、例えば・・夕方の爽やかな風が湖面の夕日を涼しげに揺らしていた・・。
な~んて書くと、すっかりその気になってしまいそうだが、現実はまったく違った蒸し暑さだった。
この蒸し蒸しの前には、どんな季語も似合わない。
「意外性うけを狙った返り花」・・・・しろ猫