カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

虫とカエルの混声合唱団

2021-08-31 10:40:52 | ウオーキング

 勝手なもので、あんなに待ち焦がれた太陽も、こう連日33度越で照りつけると恨めしくなる。

 当然暑さに弱い私としては、歩きに出るのも夕方になる。

 しかし、多少は陽光の残っている時期に出ないと、遅くなってしまう。

 

 (西の山にギリギリの太陽)

 特に名残惜しくもない太陽が西の空に沈む頃がベスト。

 

 (東の空)

 反対の東の空は、ささやかな太陽の光を受けつつも、雲の峰は段々とモクモク度が減少。

 

 (阿蘇:米塚)

 外輪山の切れ目から見える、カルデラ内の比較的新しい火山(米塚)も霞んでくる。

 虫の音も聞こえ始める。

 

 田舎道を行き交う車のヘッドライトが目立つようになる。

 中には、自分は目が良いのだと言わんばかりに無灯火もチラホラ。

 あなたはいいでしょう・・でも廻りが迷惑します、とブツブツ心でつぶやく時間帯。

 

 陽が落ちて、近所の病院の派手な灯りが目立つようになると、本格的な夜のとばりが。

 

 堤防沿いから見下ろす田んぼも、すっかり青田の状態から真っ暗な湖のような感じに。

 向こうに山はあるのだが、もう真っ暗で国道と県道それに点在する集落の灯りが眼前180度に広がる。

 「あの灯りは対岸の〇〇です」とか「夜間操業の漁り火です」と言われたら、納得しそうな風景が展開する。

 草むらでは、もう虫の合唱が始まっている。

 コロコロ系からチロチロ系を経て、現在はジージ系・チリンチリン系が主体でリンリン系も混じり始めた。

 歩きながら楽しむ景色が制限されるなら、音楽の方を楽しんで下さいと言わんばかり。

 こうしてみると、自然はなかなか飽きさせない出し物を次々と繰り出して来る。

 「蝦蟇昭和は遠し牛蛙」・・・・しろ猫

 蛙も合唱に加わり始める。

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コメント
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