昨日の江津湖の続編を・・。
江津湖は全体的に水深は深くない。
特に岸辺は子供達が水に入って遊ぶには比較的安全である。
ただ一般的な河川に似た特徴があって、流れがあるし深みもあるので要注意。
水前寺公園方向からの湧き水が、川となって流れ下ってくる。
岸辺には外来の駆除対象水草が繁茂しかけていた。
早く除去しないと作業量が倍加する。
少し左岸方向に目を向けると、ボート乗り場のある付近は水草が少ない。
今年は例年より水草の繁茂が少ないような気もするが。
このボート乗り場の横には、昔は屋形船が係留されていた。
当地の民謡にも出てくる、大人の江津湖の船遊びである。
屋形船が見えないし、ボートも昔ながらの手漕ぎは少なくなった。
などと思いながら、ボート乗り場の裏手に回った。
なんと、屋形船が3艘係留されているのが見えた。
ただこのコロナのご時世ゆえに、陸上の宴会もままならず、ましてや狭い船上では尚更なのだろう。
とても暇だと船が言っているように見えた。
ディラーでの車の点検が終わる時刻も近づいたので、もと来た道を戻ることに。
子供達の遊びの方も佳境に入っていた。
岸辺のテントの前では、何人もの子供たちが着替え中だった。
人間が喜ぶくらいだから、犬が喜ばない筈はない。
ドンドンと飼い主を引っ張って対岸の方へ向かう小型犬がいた。
子供達と同じように腹も顎の下も水浸しにならんばかり。
こうした子供達の様子を眺めていると、不思議に元気が湧いてくる。
帰りの道すがら、ふと気がついたのだが、草むらの目立たない位置に、熊本水遺産、平成名水百選の標識が建っていた。
阿蘇の伏流水が顔をだすこの江津湖周辺は名水の里なのである。
さて、ディラーに到着すると車の点検は異常なしだが、ドライブレコーダーは不備なところが発見され、交換ということに。
部品入荷の連絡を待って、再度車を持ち込むことになった。
原因が判れば、後は対処するだけである。
コロナの方も、原因も対処もシンプルなはずだが。
なにぶんウイルズの相手が感情の動物で、しかも動き回るから厄介。
「簡単に離してくれぬ薔薇の棘」・・・・しろ猫
去年の今頃は、もっと楽観的な内容だったが。