朝から雨だった。
柳誌の編集で吟社に向かったが、資料が重すぎたのでいつもの公園の駐車場では遠すぎた。
久しぶりに頭を使って考えたのが、一度事務所に荷物を降ろして再び車でいつもの駐車場へ移動し、例の道を歩くことに。
事務所の駐車場のスペースに限りがあるので仕方がない。
その分、江津湖の様子はよくわかる。
(雨の下江津湖)
動物園の南側に位置する付近には、浮き草の繁茂がだんだん広がっていた。
南西の風に吹かれて、対岸の方に繁茂した浮き草も流れて漂着するので水面を覆う面積がすぐ広がる。
そんなことを考えながら傘の中から湖面を見ていたら、船がやってきた。
(浮き草除去の作業船)
フルトンの蒸気船のように、船の両側に水車を付けてその回転で前進・後退・方向変換などスイスイ。
(浮き草除去作業)
ジンベイザメが、大きな口を開けてオキアミなどをゴッソリ食べる要領で、前進しながら浮き草を集める。
喉にあたる部分は、コンベヤーになっていて後方にドンドン集積していく。
一定量が溜ったら岸辺まで運ぶと、岸で待機中の重機が所定の場所に運搬する。
ぼ~っと見ている分には、面白そうな作業だが、時間もあるので吟社に向かう。
傍の動物園のキリン舎では、相変わらずキリンが相手をしてくれる。
雨などものともしない、と言うかむしろ雨を楽しんでいる感じで、顎を上にあげて天を仰ぎ見る動作を繰り返す。
見物人も誰もいない雨の動物園で、キリンは一人?(訂正)1頭で悦にいっている。
このキリンの動作も、見ていて飽きないが、雨の中で佇んでもいられない。
編集の作業は、例によって例の如くワイワイがやがや、エアコンを効かせながら窓もオープン。
幸いに気温が上がらず、雨を除けばまあまあ快適な一日だった。
家に帰り着く頃に雨も上がって、夕食前に雨の中断を見計らって歩きに出る。
概ね本日のノルマ1万歩達成。
「風に散り蜘蛛驚かす百日紅」・・・・しろ猫