東京パラリンピック2020が閉幕した。
五輪に負けないというか、それ以上の感動を覚えた。
支え・支えられの関係が明確だったし。
開会式も閉会式もセレモニーとしてはパラが一枚上といった感じ。
さて昨夕は、当地も別のイベントで盛上がった。
j3ロアッソ熊本が、FC今治を迎えての後半ホーム戦の初戦。
1700キックオフで、曇ってはいるものの比較的涼しい夕方のひととき。
主審が女性だったというのも、涼しさを倍加させた。
当地には女子サッカーのチームもあって、女性審判は見慣れているがJリーグではまだ珍しい。
むくつけき男ばかりより、ずっといい。
さて、試合はスピード感のある内容で、ロアッソが前半の先制点を守りきり勝利した。
試合の細部を語るのは、専門のサイトや詳しい方のブログに譲る。
当方は、声を出すな、立ち上がるな、拍手以外は音を出すな、タオルマフラーを振り回すな、マスク着用、着席位置の遵守、などの制限の中最大限の応援と夕涼みを楽しむ。
ホーム戦はなかなか勝てなくて、勝利のダンス(カモンロッソ)も今季2度目。
この時は、立ち上がるだけは許可のアナウンスが流れる。
但し掛け声などは駄目。
それでも、このカモンロッソは必須の条件で外せない。
引き上げる選手達と、手を振り合って喜びを分かち合う。
プロの世界は勝つことが、ファン獲得の最短コース。
勝利インタビューは、唯一の得点を決めた高橋選手。
ただしこの得点も、数度にわたるクロスで根気よくアシストしてくれた杉山選手あってのこと。
スポーツの世界にありがちだが、ゴールを決めた選手とか、甲子園の優勝校とかはクローズアップされるが、アシストや2位以下は霞む。
その意味では、パラリンピックが五輪に霞むことがなかったのは、非常に良かった。
「テレビには映らぬ五輪オモテナシ」・・・・しろ猫