カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

秋の彼岸の墓参り

2021-09-21 13:23:54 | おでかけ

 秋の彼岸に入ったので、古里へ墓参りに出かけた。

 出かける頃は曇り空で、墓の掃除には丁度良い等と喜んだのだが、着いた頃はカンカン照り。

 

 他にも墓参に訪れた人がチラホラ。

 地元にいる親戚の夫婦も来ていて、既に我が家の墓の周りも掃除を終えていた。

 後からやって来た老夫婦は、若くして亡くなった私の同級生が眠る墓に花を手向けている。

 同級生の奥さんには何度か墓でお会いしたことがあるが、はて。

 不審に思う私たちの挙動を読み取って、先方から挨拶に来られた。

 ご丁寧に、出身やこの墓との関係などまで話を伺った。

 私たちは、墓に誰もいなくなって、線香の煙が無くなるまで墓に残った。

 林が直ぐ墓地の横まで迫っているので、火災予防には万全を期すことにしている。

 林の木陰や畑の畦などを歩いて、小さな花などを探す。

 

 (露草)

 

 (ヤブラン)

 露草やヤブランなどが半日陰の林の縁に咲いていた。

 

 (ゲンノショウコ)

 

 (蕎麦の花)

 畑の畦道の脇には、ゲンノショウコや畑からこぼれ落ちた蕎麦の花が咲いている。

 ゲンノショウコは、どういう薬効があるのかは忘れたが、煎じたものを子供の頃よく飲まされていた。

 あの頃の年寄りは、今の私よりずっと若かったのに、自然のものの薬効の知識が深かった。

 怪我、咳、喉痛、下痢、虫刺され、腫れ物など野山は薬の宝庫といった有様だった。

 その祖父母も、そして父母も今は墓で眠っている。

 いやいや「おちおち眠っておられん」と、心配する声がしたような気もしたが。

 「秋彼岸ツクツクボウシお念仏」・・・・しろ猫

 法師蝉がまだ鳴いていた。

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コメント
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