今日は朝から曇り空で、予報ではところにより雨でしかも雷雨も有りとか。
お出かけには傘の準備を、しかも大きめの傘をと念まで押して。
予報ではムシムシして、洗濯には不向きとあって本日は中止した。
しかし、気温が低めで気分は悪くない。
これからどう変化するかはわからないが、午後は相方をとあるところまで送り届けた後その足で句会に参加予定。
この状態で天気がもってくれれば、と言うか、行動する時間帯だけでも降雨を外して頂けると有り難い。
隣の猫もその辺りを理解しているようで、雨の降らない早い段階で近所の見回りを終え、我が家の軒下で休憩中。
いつもは寝そべっているが、今日は忙しいのか狛犬状態。
安定したその伏せの姿勢は、何だか我が家のドアストッパーを思わせる。
(鶏のドアストッパー)
相方作成によるもので、もう30年近く我が家の寝室のドアマンとして君臨している。
ストッパーの役目を果たすべく、頑丈な作りでしかも重量感がある。
体内には端切れやら何やらがギッシリ詰め込まれているらしい。
私が持ち上げる時に、ヒョイとトサカの部分を掴むので、トサカはやめてくれと注意を受けた。
何度もやっていると、トサカの繋ぎ目が痛むそうで以後はやめている。
持ち上げの推奨部位は尻尾だそうである。
この尻尾の位置は、持ち上げを想定して頑丈に縫い込んであるので少々持ち上げても大丈夫だとか。
室内の換気のため、晴れ間の湿度の低い日を選んで窓とドアを開けているが、この鶏は必需品である。
先日はドアに向かって鶏のクチバシが向いた状態だったとかで、クチバシが曲がるので止めて欲しいと注意を受けた。
とにかく無造作に扱うわりには、よく30年も持ちこたえたもの。
作成後でも3~4回は引っ越しをしている筈だが、ずっと同行している一品である。
実は、もう一品静かについてきている物がある。
頂き物の人形で、これも30年近くなるが引っ越しにもずっとついてきた。
人形はかなり処分したが、贈り主も誰だったか思い出せないのに、この人形はいまだ健在である。
と言うより、物入れの奥の方の暗闇にずっと長年佇んでいたのが、10年くらい前から明るい所にお出ましに。
以来、春は曙状態が続いている。
さて猫は早々に引き上げた。
時を置かず、もの凄い雨音が聞こえ始め、「窓は閉めてるか~い」という相方の声が雨音にハモる。
さっさと降って、お出かけまでには上がってくれと祈るばかり。
「有り難う言える相手に恵まれる」・・・・しろ猫