昨日は、もの凄い音を立てて降っていた雨が、午後はあがってお出かけには丁度良い曇り空。
ただ相方も私も用心のため折り畳み傘を忍ばせる。
相方とその友人を途中で降ろして、句会の会場の近くの駐車場へ車を走らせる。
熊本城も、清正公も暑さに負けず黒っぽい服装で立っていた。
清正公が腰を下ろしているのは床几かと思っていたら、虎だったと気づいたのはつい最近。
迂闊にも見逃していた。
さてさて、今日は時間がないのでお城の方へは回れない。
会場の市民会館はお城の入り口の行幸橋の脇にある。
地下駐車場から上がると、直ぐ信号機があるがここの交差点の信号待ちは長い。
市内中心部からの交通センターに向かうバスの主要な道路に面しているためである。
普通なら、この長い信号のために両側には観光客を含む沢山の歩行者が足止めされる。
ただ昨今は、信号の長さは変わらないが、信号待ちの人の数は極端に少ない。
会場の市民会館の、句会に丁度よい広さの会議室がいくつか並ぶ一室から北側のお城を覗いてみる。
ソーシャルデスタンスはもとより、エアコンを効かせつつ窓の開閉もコロナ対策で実施中。
お堀の上に架かる行幸橋も、その向こうの城彩苑も人影はまばら。
平日で、コロナで、天候不順で、おまけにこの暑さでと悪条件が揃っているので仕方が無い。
押し合いへし合いの3密状態が、賑わいだと勘違いしていたのかも・・。
電車などのギュウギュウ詰めが正常で、輸送機関の収支見積もりはギュウギュウが基本常識。
・・・さて。
句会の方は、参加者が悪条件の重なりで少なかった。
私の句も没句が1句だけで、最近では比較的成績が良かった方である。
「先客が手招きをする雨宿り」とか「お互いが手柄と思う妥協案」など、それなりに好評だった。
「解散風寄らば大樹のない不安」などは、評価イマイチだったが・・。
家に帰り着くと、相方も今帰り着いたばかりだといった服装・態度。
まあ楽しかったようなので、お互いにまずまずの一日。
庭では、猫がノンビリ休憩をしていた。
「おう来てたのか?」と声をかけると、「それがどうした・・」という顔をされた。
この猫には、訪問という意識はないのかも知れない。
猫コロナには注意して欲しいものだ。
そんなものが、有るかどうかは知らないが。
そう言えば、先日訪れた阿蘇望の里の入り口の赤牛はマスクをかけていたなあ。
「この夏の猫の定位置室外機」・・・・しろ猫