夜明け前から雷鳴が轟き、猛烈な雨音が聞えて目が覚めた。
それでも抵抗して寝ていたら、眠ってしまい再び目覚めたときは太陽の光が射していた。
(朝の西空)
所々に水溜まりが出来ていたが、あの雷雨は夢の中の出来事だったかのよう。
夢でない証拠には、相方も雷と雨音で眠れなかったと言う。
300mちょっとしかない近くの里山が、頭だけだして麓は雲に覆われていた。
雲というより、降った雨が急激な太陽光に照らされて濃い霧状になって立ち登っているのだろう。
今日は立秋だという話だが、とてもこれ以降は残暑だと言う気にはなれない。
(金柑の花)
天候も変だが、金柑も既に青い実をつけている枝もあるのに、何度目かの花を咲かせ始めた。
数年前までは、羽音も聞えるくらい飛んで来ていた蜜蜂の姿がさっぱり見えない。
小さな幹の周りを観察していて、ふと妙なものが目についた。
(幹の部分の白い斑点)
カイガラムシなどの害虫が、金柑の幹についたと思った。
他の樹木にも着くことがあるが、駆除法が判らないので取り敢えずいつもは削ぎ落としていた。
今度も、そうしようと近づいてよくよく見れば、花の蕾だった。
(金柑の幹の花)
殆どは蕾だが、すでに花が開いているのもあった。
葉っぱのついた枝先に咲いて、実を付けるのが普通だが太い幹に直接花を咲かせている。
桜などでは、しばしば見かけるが金柑では初めてだった。
もし、蜜蜂などが運良く現れて受粉したら、こんな幹に直接実が成るのだろうか。
昨年もそうだったが、庭に出ても蚊が少なく夕方の水やりでも蚊に刺されることがない。
あまりの暑さに、蚊も蜜蜂もバテているのかも。
さて、今日は午後から8月の句会に参加し、終わる時間帯によってはその脚でスタジアムに直行かも。
趣味の世界だと、意外に頑張ってしまうから不思議。
「丁寧に平和の桃は直ぐ傷む」・・・しろ猫