阿蘇産山のヒゴタイ公園は、散策路にコースが設定されている。
丘の花コース(40分)谷の花コース(60分)健脚コース(90分)とあった。
料理の松竹梅コースでどれにしますか?の感じと何処か似ている。
そして平均的日本人を自認する我がしろ猫一家は竹コースを当然選択。
(ヒゴタイ公園から阿蘇を遠望)
この丘の花コースを歩ききると、続いて右下の谷川に下るコースが谷の花コース。
頭の中には、谷のせせらぎ沿いの涼しい林間コースを想像していた。
(谷の花コース)
谷に咲く湿地性の花はまったく見られなかった。
林間コースと捉えると、谷川沿いの広葉樹の林は想像どおり涼しく気持が良かった。
(栗)
(ウツギの花)
(青空と山野草)
時々林の切れ目から、青空や山野草が見られた。
一旦下って谷川の木の橋を渡ると、道は少しずつ緩やかに登りはじめた。
(小さな池)
多分この小さな池付近に、季節がよければ湿地性の山野草が咲くのだろう。
谷の花というコース名とは裏腹に花は無かった。
椎茸などの原木が、木陰には沢山並べられていた。
この辺りが、このコースの平坦部の最後でここからはトレイルランのコースを上ることになる。
これが若い頃なら楽しいコースだったろうが、何しろ年寄り二人組にはきついコースとなった。
曲がりなりにも私は毎日歩いているので、暑さ以外はそれ程堪えなかったが相方は息が上がり、足が足がを繰り返すばかり。
丘の花コースと合流する頃には、すっかり汗だく状態。
ただ休憩所の椅子に座って、吹き上げてくる涼しい風に当っていたらみるみる汗が引っ込んだ。
帰りは菊池渓谷経由で涼しさを満喫する予定だったが、疲れ過ぎたので真っ直ぐ帰宅した。
その日も、次の日も良く寝たはずなのに眠くて、昼寝をしてしまった。
「目に映る自然は神のメッセージ」・・・しろ猫