清々しい秋のような朝は昨日までの話。
今日は朝から気温は快調に上昇し、35度Cがお約束らしい。
(晴れ渡った今朝の空)
この晴れ渡った空も、今週半ばからは雨模様の週間予報。
前線の位置と台風の影響か、南から湿った風が吹く予定。
さて、先日「世の中を何のヘチマと思えどもブラリとしては暮されもせず」などとヘチマを馬鹿にした。
窮屈そうに下がっているので、楽にしてやろうと思ったら裏目に出た。
(ぶらりと下がった2本のヘチマ)
1本だと思っていたら、大きな葉っぱの陰で変形したもう1本があって、ズルズルと下がってきた。
普通はネット等に蔓がしがみつき自分の実の重さくらいは自分で支える。
ところが、横の槙の木にも蔓の先が行っていたらしく、しかも2本とも同じ条件で同時に重量がかかった。
最早ヘチマの蔓だけでは支えきれない状況が展開。
ヘチマのなり口の部分を紐で結わえて、持ち上げてやることにした。
(持ち上げたヘチマ)
これから、更に大きく成ることを想定すると、緊急避難的な処置だがやむを得ない。
ヘチマもただブラリとしながら生きていくのは大変だと自覚したと思う。
蔓性の植物の生命力というか、進出力というのか他の植物や構造物に遠慮無く絡みついていく。
そのやる気には感心するが、車庫の屋根と槙の木への進出は、花だけなら問題はなかった。
まさか実が2個も同じ場所にぶら下がって、自分の進出の足を引っ張るとはヘチマも気がつかなかった。
そう言えば、ゴーヤも茂りすぎた。
(ゴーヤの蔓)
たった2本しか植えていないのにこの茂りよう。
葉っぱの中にぶら下がった実を見落とすこともある。
何度も何度も枝分かれし、その都度蔓を伸ばしていく。
昨日は蔓の先を全部カットした。
他の野菜や草花に絡みついた蔦は全部カットして解放した。
それでもめげずに、頑張る根性には脱帽。
「良く茂りましたねえ。でも実はサッパリ見えませんねえ」等と、通りかかりの人の声だけが聞えた。
茂ったゴーヤの向こう側の陰の会話の主を、、声音などから判別しながら会話を成立させる。
今日は午後から4回目のワクチン接種である。
ゴーヤやヘチマのように、逞しく生きねばと思う昨今である。
「堂々と命を主張する草木」・・・しろ猫