ネットでのエンジョイウオーキング「奥の細道コース」も山形県の立石寺を通過するに至った。
現在立石寺から大石田へあと30km程の所を歩いている。
芭蕉は立石寺で、かの有名な「閑さや岩にしみ入る蝉の声」と詠んでいる。
歩いている経路を見ると、尾花沢~立石寺~大石田となっている。
尾花沢と大石田は直ぐ近くなので、立石寺まで1日行程で出掛けて引き返した形になっている。
大石田は最上川の直ぐ近くで「五月雨を集めて早し最上川」と詠んでいる。
この付近は名句も目白押しだが、その健脚ぶりにも恐れ入る。
(左足薬指負傷)
ネット版奥の細道コースの自称健脚は、最近残念な姿を露呈した。
ボ~っと生きてんじゃねえよ~!とチコちゃんに叱られそうにボ~っとしていた。
ドアを開けて廊下に出ようとして、壁側の柱を思い切って指先で蹴ってしまった。
グキッと音がして、突き指というか捻挫というか、その合併の状態。
紫色に変色して痛かったが、湿布して1週間ほどで痛みは和らいだ。
その間も、夕方からは歩きに出たから根性は立派。
夕方の空は中途半端な明るさで、私の足同様スッキリしない天候が続いている。
(杉木立ちの一角)
何やら賑やかな鳥の声が聞えてくる。
(鷺のコロニー)
数本の杉の木が民家の横に立っていて、その杉に沢山のシラサギが群がっている。
田んぼや川で日中を過し、夕方になるとこの混み合うコロニーに帰ってくるのだろう。
糞も落ちるだろうし、なにぶんその鳴声がギャァギャとでかいし煩い。
カメラに写そうにも夕方の望遠で鮮明さに欠ける。
私と同じでボーッとしか写らない。
近所の人達と円満に暮していければ良いのだが。
空気中の水蒸気が多いのか、ナイター照明までボ~っとしている。
草野球の練習が始まる頃、私の本日の奥の細道コースはおしまいとなる。
この頃、食卓の椅子の脚を蹴ったり、自分で締めたドアに手を挟んだりと失敗が多い。
気持と身体の動きにタイムラグがあるようで、自覚した生活が必要なようだ。
そう言えば、3日前には水やり中に三角窓に頭を二度ぶつけた。
昨夕は隣に回覧板を回しに行って壁面塗装のための工事足場に頭をぶつけた。
もうボチボチ目が覚めてもよさそうな気もするが・・。
「メモをするやっと安心して忘れ」・・・しろ猫