今日は一つ、あのジンジンして来る”あれ”について書いてみよう…と思ったら、もう始まりましたよ…ジンジン…と。(このところ寒暖の差が激しいので風邪かも知れませんが…)
最初にこの感覚を身に覚えたのは、何度も触れているように昭和54年初春の頃でした。
ところが…これがいつの間にかある時消えてしまったのです。
「消えちまった!」と言う自覚意識も無いうちに、本当にいつの間にか…という感じでした。
気が付いたのは翌年の夏頃でした。
その夏は、実は夏という感じが全くしないで、あのギラギラした太陽に照り付けられた、なんていう記憶はまるで無く、ずっと曇り空が続いていたと思います。
しかも気温がやたら低くて、肌寒さを覚えた日も何度もあったと記憶しています。
一体何で又そうなってしまったのか? 思い当たるフシはあります。
おそらくそれは”煩悩”だろう…まるでその太陽の照らない夏の様に、私の気分はずっとブルーになっていたのでした。
こうなったキッカケと思えるのは、どうもその少し前初夏の頃、バイト先で知り合った、私と同じ大学の女子大生との出会いだったようです。
どこか元祖中年殺し?五月みどり(知ってる?)に似た色っぽい感じの子でした。
私はその子に恋愛感情を抱いていたのか…これが微妙なもので、ただその色気にフラッときただけなのかもしれません。
そうしてこのエモーショナル(この言葉はこういう時に使うんでしょ?)なものが立ち上がって来て、自分の理性との葛藤とかが有り…ロマンチックになったり、妄想?したりしてるうちに、メランコリーに陥り、気が付いたらあの感覚は蒸発してしまった…という次第です。
ちなみにその女子大生とは、何にもないまま私は夏の終わり頃バイトを辞めたのです。
でもブルーな気分はその後も続き、新たなバイトを始めた晩秋の頃、これまた自然消滅しました。
して…あの感覚は復活したかと言うと、その後十数年もフタを閉められたような状態になりました。
顕著に蘇ったのは平成8年になってからです。
しかし、そんなに長いこと憂鬱さって持続するものなのですかねえ?…昔から躁鬱傾向が有るものですから…今思い返してみれば私はブルーな気分に浸りたかったのだと思います。
それにしてもあの感覚は何故消えてしまったのでしょう?別のものが立ち上がり、意識がそれで覆われてしまったから?
しかし、今でも年がら年中煩悩に覆われてしまいますけど…ただ長く続くことはありません。
これはそもそも、表面意識で”消えた”と思い込んでいるだけで、意識の底にはずっとあり続けていたのかも分かりません。
ところで、この自然消滅、フタ閉めの期間を挟んで以前と以後では微妙に感じ方が違います。
以前は下から頭の方に上ってくる、昂揚してくる感じだったものが、薄らいできて大地に根を下ろしたような、落ち着いた感じになりました。
多分今までもそうだったように、これからも頭の事情に関わらずそうであり続けているのでしょう…。
それにしても憂鬱な雨模様が続きますね。そういう夜には…
ノスタルジーと哀愁に満ちたアザーサイド名曲館
oJimmie Noone&Apex Club Orchestra
"Blues My Naughty Sweetie Gives To me”(1928)
oJulio DeCaro Sexteto ”Flores Negras”(1927)
最初にこの感覚を身に覚えたのは、何度も触れているように昭和54年初春の頃でした。
ところが…これがいつの間にかある時消えてしまったのです。
「消えちまった!」と言う自覚意識も無いうちに、本当にいつの間にか…という感じでした。
気が付いたのは翌年の夏頃でした。
その夏は、実は夏という感じが全くしないで、あのギラギラした太陽に照り付けられた、なんていう記憶はまるで無く、ずっと曇り空が続いていたと思います。
しかも気温がやたら低くて、肌寒さを覚えた日も何度もあったと記憶しています。
一体何で又そうなってしまったのか? 思い当たるフシはあります。
おそらくそれは”煩悩”だろう…まるでその太陽の照らない夏の様に、私の気分はずっとブルーになっていたのでした。
こうなったキッカケと思えるのは、どうもその少し前初夏の頃、バイト先で知り合った、私と同じ大学の女子大生との出会いだったようです。
どこか元祖中年殺し?五月みどり(知ってる?)に似た色っぽい感じの子でした。
私はその子に恋愛感情を抱いていたのか…これが微妙なもので、ただその色気にフラッときただけなのかもしれません。
そうしてこのエモーショナル(この言葉はこういう時に使うんでしょ?)なものが立ち上がって来て、自分の理性との葛藤とかが有り…ロマンチックになったり、妄想?したりしてるうちに、メランコリーに陥り、気が付いたらあの感覚は蒸発してしまった…という次第です。
ちなみにその女子大生とは、何にもないまま私は夏の終わり頃バイトを辞めたのです。
でもブルーな気分はその後も続き、新たなバイトを始めた晩秋の頃、これまた自然消滅しました。
して…あの感覚は復活したかと言うと、その後十数年もフタを閉められたような状態になりました。
顕著に蘇ったのは平成8年になってからです。
しかし、そんなに長いこと憂鬱さって持続するものなのですかねえ?…昔から躁鬱傾向が有るものですから…今思い返してみれば私はブルーな気分に浸りたかったのだと思います。
それにしてもあの感覚は何故消えてしまったのでしょう?別のものが立ち上がり、意識がそれで覆われてしまったから?
しかし、今でも年がら年中煩悩に覆われてしまいますけど…ただ長く続くことはありません。
これはそもそも、表面意識で”消えた”と思い込んでいるだけで、意識の底にはずっとあり続けていたのかも分かりません。
ところで、この自然消滅、フタ閉めの期間を挟んで以前と以後では微妙に感じ方が違います。
以前は下から頭の方に上ってくる、昂揚してくる感じだったものが、薄らいできて大地に根を下ろしたような、落ち着いた感じになりました。
多分今までもそうだったように、これからも頭の事情に関わらずそうであり続けているのでしょう…。
それにしても憂鬱な雨模様が続きますね。そういう夜には…
ノスタルジーと哀愁に満ちたアザーサイド名曲館
oJimmie Noone&Apex Club Orchestra
"Blues My Naughty Sweetie Gives To me”(1928)
oJulio DeCaro Sexteto ”Flores Negras”(1927)