いやあ、一昨日行われたボクシングのトリプル世界戦、すべて日本人ボクサーの圧勝でした。
井上拓真とアンカハス戦は、大方通り接戦になると予想していたのですが、兄貴ばりのボディへの一発強打は見事でした。
田中恒成は、以前より不用意に被弾することなく、一段と安定感、堅実さが増したように感じ、頭から突っ込んで来るような相手をよく終始裁ききったな、と思いました。
そして何と言っても中谷潤人ですよ!...細っ!、しかし強っ!...唖然とするよりありません!
あの長身を半身、前屈みにして、右手をブラブラさせて相手を探る、カマキリのようなスタイル...60~70年代にライトヘビー級で、ワンパンチKOで鳴らした米国のボブ.フォスターを彷彿させるものがありました。(似てるとの声もあった、トマス.ハーンズとはちと違うな?)
彼のスゴイところは、精度の高い強打を連発出来るところです。無駄打ちが少ない。これはモンスター井上にも比肩出来るでしょう。
これで、バンタム級の統一戦てことになると...拓真とってこと!...後の二人の強豪ロドリゲス、マロニーにとっても脅威に映ったでしょう。いや、それどころか、西田とか天心、比嘉も居る!...この階級は日本人が席巻しているのは間違いありません。
それにしても、今の日本のボクシング界は、2010年辺りから黄金時代を迎えていると言ってもいいでしょう。
そこで巷では、パウンド.フォー.パウンドでオールタイムの強豪ば誰か?、という話題が盛んになっているようなのです。
異論はあるでしょうけど、私的には具志堅用高と渡辺二郎がずっと二強なのでした。彼らが活躍したのは、層の薄い新設の階級だったということも確かなのですが、そのスタイルそのものを見ると...際立つのは、そのパンチのキレは勿論なのですが、何と言ってもスピードで、次いで上体のバランスの良さ(ブレない)攻防のバランス(パンチを外し、すぐさまカウンターを打てる)、正確なジャブ、軽快なフットワークなどが挙げられます。
裏を返せば、彼らに匹敵するボクサーはほとんど居なかったということです。長谷川穂積がバンタム級で戴冠した2005年ぐらいまでは!...
要するに、史上十傑に入るようなボクサーは、数十年に一度しか現れなかったのです。2010年ぐらいまでは!...
しかし、それ以降、穂積を始め、内山高志、山中慎介、そしてモンスター井上と、同時代に十傑に入れてもおかしくないボクサーが相次いで出現して、様相が一変したという感じなのです。(中谷がこれに新たに加わろうとしているのは間違いないでしょう?)
これを黄金時代と言わずして何であろう!...この時代の申し子たちが持っていて、かつての二強になお足りなかった優れた点を挙げると、強く、正確なボディを打てるということでしょう。今の日本人ボクサーは、海外から“ジャパニーズ.ボディ.アタック“として恐れられているのではないか?
一寸気が早いけど、次のモンスターの相手に決まりかけている悪童ルイス.ネリーのリングで悶絶する姿が思い浮かぶようです。
いやあ、今の時代に生きててホントに良かったと思います!(人生の裏側的にも勿論ですけど...)
井上拓真とアンカハス戦は、大方通り接戦になると予想していたのですが、兄貴ばりのボディへの一発強打は見事でした。
田中恒成は、以前より不用意に被弾することなく、一段と安定感、堅実さが増したように感じ、頭から突っ込んで来るような相手をよく終始裁ききったな、と思いました。
そして何と言っても中谷潤人ですよ!...細っ!、しかし強っ!...唖然とするよりありません!
あの長身を半身、前屈みにして、右手をブラブラさせて相手を探る、カマキリのようなスタイル...60~70年代にライトヘビー級で、ワンパンチKOで鳴らした米国のボブ.フォスターを彷彿させるものがありました。(似てるとの声もあった、トマス.ハーンズとはちと違うな?)
彼のスゴイところは、精度の高い強打を連発出来るところです。無駄打ちが少ない。これはモンスター井上にも比肩出来るでしょう。
これで、バンタム級の統一戦てことになると...拓真とってこと!...後の二人の強豪ロドリゲス、マロニーにとっても脅威に映ったでしょう。いや、それどころか、西田とか天心、比嘉も居る!...この階級は日本人が席巻しているのは間違いありません。
それにしても、今の日本のボクシング界は、2010年辺りから黄金時代を迎えていると言ってもいいでしょう。
そこで巷では、パウンド.フォー.パウンドでオールタイムの強豪ば誰か?、という話題が盛んになっているようなのです。
異論はあるでしょうけど、私的には具志堅用高と渡辺二郎がずっと二強なのでした。彼らが活躍したのは、層の薄い新設の階級だったということも確かなのですが、そのスタイルそのものを見ると...際立つのは、そのパンチのキレは勿論なのですが、何と言ってもスピードで、次いで上体のバランスの良さ(ブレない)攻防のバランス(パンチを外し、すぐさまカウンターを打てる)、正確なジャブ、軽快なフットワークなどが挙げられます。
裏を返せば、彼らに匹敵するボクサーはほとんど居なかったということです。長谷川穂積がバンタム級で戴冠した2005年ぐらいまでは!...
要するに、史上十傑に入るようなボクサーは、数十年に一度しか現れなかったのです。2010年ぐらいまでは!...
しかし、それ以降、穂積を始め、内山高志、山中慎介、そしてモンスター井上と、同時代に十傑に入れてもおかしくないボクサーが相次いで出現して、様相が一変したという感じなのです。(中谷がこれに新たに加わろうとしているのは間違いないでしょう?)
これを黄金時代と言わずして何であろう!...この時代の申し子たちが持っていて、かつての二強になお足りなかった優れた点を挙げると、強く、正確なボディを打てるということでしょう。今の日本人ボクサーは、海外から“ジャパニーズ.ボディ.アタック“として恐れられているのではないか?
一寸気が早いけど、次のモンスターの相手に決まりかけている悪童ルイス.ネリーのリングで悶絶する姿が思い浮かぶようです。
いやあ、今の時代に生きててホントに良かったと思います!(人生の裏側的にも勿論ですけど...)