人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

「かごめの唄」私解

2024-08-28 08:53:59 | 現臨、ハタラキ
かごめ、かごめ、
かごの中のトリは、いついつ出やる
夜明けの晩に、ツルとカメがすべった
後ろの正面、だ~れ

諸々の思いに囚われた人間は、かごの中に閉じ込められ、自由を失っている
”いつになったらここから出られるのだろう...”
と、そこから抜け出したい、と望んでも、自ら囚われているのでどうにもならない
こっちはいくら望んでも...
ますますその光を閉ざす闇は深くなるばかり
もっと光を!...明るい方ばかりを追い求めても
そして、闇はすべてを覆った!
なんにも見えない!...いや!...
見えていなかった、見ようとしてなかったのではないか?
光だけの、明るいだけの世界からは見えない、開かれない!
闇があるから光がある、晩が極まれば夜は明ける!
少しでも先へ、前に進まんとする進化の道だけでは、進めない、開かれない!
引き下がる、退く、古へに回帰する道無しには!...
光と闇、新しいものと古いものが一つになる...”統理”...”道理”が開かれる!
こっちが出ようとしなくても、開かれる!
諸々の思いが離れてゆく...
そして、初めて見えた!
こっちが見ていない、後ろから見ていたもの!
後ろのものが現前している!
こちらが望んでいたものが、あちらから臨んだ!
かごの中の”トリコ”はもう居ない!
一体、誰が出て来たのだろうか?!...
コメント
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