人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

ベールを脱いだバナナ

2015-01-02 13:54:59 | 回想
新年明けましておめでとうございます。

皆さんは様々なところで、今年の抱負なぞを述べられていることと思います。
まあ、大半の方は後数週間も経ったら、言ったことを忘れちゃうでしょうね(笑)
勿論私も去年の今頃言ったこと覚えちゃいません。年忘れしたばかりだし…
ま、例年の通り具体的に何をやろうかということは考えていませんが、予想されることはこうして外に向けて発信している訳だし、他者との交流の機会も増えてくるだろう、ということです。
そうすると、この神秘のベールに包まれたわが人生の裏側も徐々に人の目に触れる機会も多くなるかも知れません。
この裏側と言っても、何もこれまで私からほとんど語ることの無かった精神的、内面的な事ばかりのことではありません。
私は物心ついた時からマイノリティというか、アンダーグラウンドというか、まあ、ある種歪な日の当たらないな世界と共に生きてきました。
私はこれまでの人生で、ほとんど流行というものを追った事が有りません。
流行りものとは全く無縁だったのです。流行性感冒(インフルエンザ)なら有りましたけど…
ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドという伝説的ロックバンドが有りました。
その名の通り、日の当たらない地下室のバンドという存在でした。
私は高1の時にそのバンドのLPを密かに?入手して「I,m Waitin,For The Man」「Venus In Furs」などの曲を密かに聴いては一人悦に浸っていたものです。
「こりゃあ、究極のロック・ダダイズム?(聴いてみたら分かります)だ!」「女神様にお許しを乞う…愛のムチで…何て敬虔な歌(ウソです)なんだ!」と、これが超マジメな生徒の誰も知らない裏側の一端だったのです。
これらの歌の内容にマジで耽溺してたら、間違いなく人生を踏み外していたでしょうね。(笑)
その数年後、バンドはとっくに解散したのに、徐々に再評価が高まり、日の目を見るように、つまりオーバーグラウンドに出て行きました。
そして、このアルバムは今じゃロックの基本的ライブラリーになってるそうじゃあありませんか!
昨年で最も「ワオッ!」と驚いたことは、あの女神様崇拝?の歌が何と!誰が選定するのか、カラオケの曲目に入っていたことです。
今度機会が有れば、何人か居る前でこれを歌ってみたいです。
きっと盛り上がるどころか、お通夜の様になること請け合いです。なんか御詠歌みたいだし…(笑)
今日のネット社会ではもう、何が表で、裏かという線はもう無くなってきていますね。
マイノリティ世界で生きてきた私には、もう驚くしかありません。
30年くらい前、あっちの世界を垣間見た時には、こうして発信していることなど全く想像出来ませんでした。
このような状況は一つには情報が洪水のように乱れ飛んでいて、それに翻弄されやすくなっているという傾向が見られ、
一方では、自分の価値観、感性というものに容易にアクセス出来やすくなってきている、という観方も出来ます。
あまり流行とか情報に頼らないで、自分の感性を信頼する事が肝要かと思います。

出口王仁三郎聖師は「秘密の秘は必ず示すという事だ」と言って、あの空前絶後の大著述「霊界物語」を表しました。
隠されていたものは、明るみに出る宿命のようです。
かつての私はかなり歪で、大事にしていたものが表に出る度に、うれしい気持ちになる反面、宝物が出て行ってしまう時のような寂しさというか、さもしい気持ちに駆られたものでしたが、自分の中の本当の宝物は無尽蔵なので、いくらでも分かち合いたいと思っています。
ただし、少人数で…。(歪だあ!)

(バナナの皮は捨てないで、とっとくべきだった。高く売れるから)

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