私はいつもカルト思考について批判的なことを書いています。
今、盛んに取り沙汰されているカルト宗教、安易な宗教、スピ依存のこととか、こういうことは、すべて私にも身に覚えがあるからこそ書けることなのですよ。自分の問題と切り離されない訳です。
そう、私にもカルト思考にハマりかけていた時期があったのです。
それも、いつも書いている昭和50年代の学生時代の頃じゃなくて、20数年前のことです。
この頃私は、大阪で主に営業の仕事をしていたのですが、不景気でかなり傾き出したので、副業でバイトをしていたのです。
それも不安定な職種である上に、職場の雰囲気にも馴染めず、物心ともに悩みを抱えてしまい、世の中の重圧というものを常に感じる日々が続いていたのです。
そうなると、この現実世界のことが何だか呪わしいものに感じ始めるようになります。
陰謀論の本を熱心に読んでいたのもこの頃です。コールマンだかの“300人委員会が世界陰謀の黒幕だ!“、とかナントカ?...“そうだったのか!“(笑)
ただ、真偽の確かめようのないことをもっともらしく書いてあるだけなのに...
実例がいっばい載っているではないか!...そう、これにコロリと引っかかってしまう!...意識が外向きになっているので、客観的事実っぽいことが即真実のように思えてしまうのです。
これに輪を掛けたのは、“まもなく呪わしき世界は終わりを告げて、新しい光り輝く新時代を迎える!“、という...そう、“アセンション“問題です。それは、どうも2012年のことではないらしい?...
浮世はつらいんだ、そんなに待てない!...げっ!、2001年7月!、後1月、2年!、早すぎない?
これは、ゲリー.ボーネルってチャネラーの説です。ただそういうこと言ってるだけなら、引っかかりませんよ!
しかし、これにゃあ、ぶったまげた!...世界中すべてに光の雨が注ぎ、それが我々の意識に一大変容をもたらす!...数万年ぶりに地球は、フォトン.ベルトなるその光の圏内に突入するのだ、と!
これより、数年前Tさんという知人にテキトーに話していたことが、にわかに現実味を帯びて来たではありませんか!...その渦中にある時、人類は仮死状態に置かれるであろうこともソックリ!...屋内に避難すればいいって?、バカを言っちゃいけない!、それはすべての物質、精神をも透す、光子、霊子なのですぞ!
ただ、環境破壊によって地球を取り巻く領域が生物圏からヌース圏へと移行するというテキトーな持論とは違いますが、理屈づけは何だっていい、世界的規模の聖霊のバプテスマを迎えるってことなのです!
“これは大変だ!、皆に知らさなきゃあ!“、実際にごく一部にでしたが“檄文“を送りつけたくらいです!...全く狂気の沙汰という他ありません!
しかし、それも当の2001年7月の某日には、すっかりトーン.ダウンしてしまい、その日はあまりの猛暑に仮死状態に陥りそうになっただけなのでした。
光を受けた実感はありませんが、私の意識状態も変わっていたのです。
陰謀の黒幕のことなどどうでもよくなり、目を覆う黒い幕が取れたようになりました。
これは、安定した副業、いい雰囲気の職場に恵まれたからです。
“ああ...肩の上にのし掛かってた重たい鎧も取れた!、この世に生きるってすばらしいことじゃないか!、浮世はつらいかもしれないが、何もこちらから見限るようなことは何も無いじゃないか?“
このように、人がカルト思考にハマりやすい時というのは、精神が負の状態になって、戦々恐々と余裕が無くなり、環境とか自己の外部世界にばかり意識が向けられがちになるようです。
自己実存に向けられることなく...自己という現実。それが現実逃避につながるのです。
あの頃は、それがどういうことかすら分からなかったようです。
自己の現実、実存?、そんなコ難しいことにゃ、意識が向かわない訳で!...
や!...その現実あらしむるものが、意識が向いたかどうかという間に臨んだぞ!
それが何かは分からないが...この現実をよそに、この現実世界も、来るべき?聖霊の新時代も無いだろう...
今、盛んに取り沙汰されているカルト宗教、安易な宗教、スピ依存のこととか、こういうことは、すべて私にも身に覚えがあるからこそ書けることなのですよ。自分の問題と切り離されない訳です。
そう、私にもカルト思考にハマりかけていた時期があったのです。
それも、いつも書いている昭和50年代の学生時代の頃じゃなくて、20数年前のことです。
この頃私は、大阪で主に営業の仕事をしていたのですが、不景気でかなり傾き出したので、副業でバイトをしていたのです。
それも不安定な職種である上に、職場の雰囲気にも馴染めず、物心ともに悩みを抱えてしまい、世の中の重圧というものを常に感じる日々が続いていたのです。
そうなると、この現実世界のことが何だか呪わしいものに感じ始めるようになります。
陰謀論の本を熱心に読んでいたのもこの頃です。コールマンだかの“300人委員会が世界陰謀の黒幕だ!“、とかナントカ?...“そうだったのか!“(笑)
ただ、真偽の確かめようのないことをもっともらしく書いてあるだけなのに...
実例がいっばい載っているではないか!...そう、これにコロリと引っかかってしまう!...意識が外向きになっているので、客観的事実っぽいことが即真実のように思えてしまうのです。
これに輪を掛けたのは、“まもなく呪わしき世界は終わりを告げて、新しい光り輝く新時代を迎える!“、という...そう、“アセンション“問題です。それは、どうも2012年のことではないらしい?...
浮世はつらいんだ、そんなに待てない!...げっ!、2001年7月!、後1月、2年!、早すぎない?
これは、ゲリー.ボーネルってチャネラーの説です。ただそういうこと言ってるだけなら、引っかかりませんよ!
しかし、これにゃあ、ぶったまげた!...世界中すべてに光の雨が注ぎ、それが我々の意識に一大変容をもたらす!...数万年ぶりに地球は、フォトン.ベルトなるその光の圏内に突入するのだ、と!
これより、数年前Tさんという知人にテキトーに話していたことが、にわかに現実味を帯びて来たではありませんか!...その渦中にある時、人類は仮死状態に置かれるであろうこともソックリ!...屋内に避難すればいいって?、バカを言っちゃいけない!、それはすべての物質、精神をも透す、光子、霊子なのですぞ!
ただ、環境破壊によって地球を取り巻く領域が生物圏からヌース圏へと移行するというテキトーな持論とは違いますが、理屈づけは何だっていい、世界的規模の聖霊のバプテスマを迎えるってことなのです!
“これは大変だ!、皆に知らさなきゃあ!“、実際にごく一部にでしたが“檄文“を送りつけたくらいです!...全く狂気の沙汰という他ありません!
しかし、それも当の2001年7月の某日には、すっかりトーン.ダウンしてしまい、その日はあまりの猛暑に仮死状態に陥りそうになっただけなのでした。
光を受けた実感はありませんが、私の意識状態も変わっていたのです。
陰謀の黒幕のことなどどうでもよくなり、目を覆う黒い幕が取れたようになりました。
これは、安定した副業、いい雰囲気の職場に恵まれたからです。
“ああ...肩の上にのし掛かってた重たい鎧も取れた!、この世に生きるってすばらしいことじゃないか!、浮世はつらいかもしれないが、何もこちらから見限るようなことは何も無いじゃないか?“
このように、人がカルト思考にハマりやすい時というのは、精神が負の状態になって、戦々恐々と余裕が無くなり、環境とか自己の外部世界にばかり意識が向けられがちになるようです。
自己実存に向けられることなく...自己という現実。それが現実逃避につながるのです。
あの頃は、それがどういうことかすら分からなかったようです。
自己の現実、実存?、そんなコ難しいことにゃ、意識が向かわない訳で!...
や!...その現実あらしむるものが、意識が向いたかどうかという間に臨んだぞ!
それが何かは分からないが...この現実をよそに、この現実世界も、来るべき?聖霊の新時代も無いだろう...