からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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魅力再発見・二眼レフ

2006年07月15日 11時38分13秒 | クラシックカメラ

 猛烈な暑さの中で所用が意外に早く終わり夕方からの集まりには時間があったのでハヤタカメララボに出かけました。先日のVITOIII型の様子も知りたかったこともあります。 ちょうど来客で商談中の様子ですが、見覚えのある方でした。 「いらっしゃい、本を買ってください。」とは店主の挨拶です。(笑) 写真工業出版社から昨日発売された出来たてほやほやの「魅力再発見・二眼レフ」という本でお客様はこの出版社の幹部で編集長の市川さんでした。 写真工業はデジカメに移行が甚だしい写真本にあって銀塩フィルムの魅力を取り上げ老舗では数少ない元気な月刊誌です。最近一段とエネルギッシュなのはこの編集長の機動力のようですね。

ということで、まだ店頭に並んでいないこの本をお買い上げ致しました。パラパラとめくっただけでも二眼レフの楽しさが感じ取れます。 ピントグラスに浮かぶ額縁の絵のようなシーンを眺めながら写真にする二眼レフは、初心者にもベテランにも最適なカメラと思います。客観的に被写体を眺める感覚は一眼レフにはないものだと思います。デジタル化が面倒なので最近ブローニーフィルムから遠ざかっていましたが、この本を読むとまた二眼レフを取り出したくなりました。スローライフ・カメラともいうべきものなので古い建物を撮る場合は持ち出すことが多かったのですが、余裕のない生活を送るとなかなか使うには骨の折れるカメラと思います。 二眼レフを思い出したい方や興味ある方は是非とも手にとってご覧いただきたい本です。

我が家にも何種類か控えております。今手の届くところには名カメラと云われているミノルタオートコードがありましたのでその姿をご紹介いたします。Autocord

ミノルタはコニカミノルタという会社になり、カメラ事業はsonyに譲渡されました。私の初一眼レフはミノルタだったので残念です。