昨日、近所散歩に珍しくカミさんと出かけたのですが、その道すがら海音寺潮五郎さん宅を通ってみると彼岸花はまだまだでした。白い彼岸花の一群だけ満開です。縁起が悪いと嫌われていた花ですが、まとまって咲けば実に見事なものです。しばらくこの道を通ることにします。曼珠沙華という別名がこの花のイメージをあらわしているようです。 曼珠沙華とは梵語で「赤い花」、「天上の花」という意味だそうです。
このように塀に沿って一直線に植えられています。彼岸花をまとめて植えているお宅は希だと思いますが、海音寺さんはこの花に思い入れがあったのでしょうか。 満開が楽しみです。
いいお天気なので公園でもと思ったのですが、最近全くぶらついたことのない吉祥寺へ行ってみようと云うことになりそのまま小田急、井の頭線と乗り継いで思わぬ繁華街散歩となりました。 久々の町は激変しておりとまどうことばかりでしたが、新宿や下北沢と違って喧噪の中にも落ち着いたところがあります。ハーモニカ横丁に代表される古い市場の名残がまだまだ残っており行き始めるときっとやみつきになるだろうなとカミさんと話しておりました。
今夜のおかずに練り物を買い込み裏通りをさ迷っていると、何と熊本県物産センターがありました。製造元を選ばなければ熊本の物産でないものはなさそうです。 熊本生まれの家人はすっかり夢中になって味噌、魚、納豆等の食材を買い込んでおり、気が付いたときにはずっしりと手荷物が増えてしまいました。 しめて7000円お買い上げです。レジの小母さんが干しタケノコを見て「熊本の方ですか?」とご質問。これは肥後人しか買わないそうですが、実に美味しい素材です。 右手をかばいつつやっと帰り着きましたが、家人は故郷の味といって早速「いきなり団子」を食べておりました。(汗)
吉祥寺と物産センター、昨年10月に始めたそうですが、この組み合わせは絶妙で熊本の担当者の目の付け所がいいですね。 さすがに銀座の真ん中に物産館を持っているだけのことはあります。 県直営ではなさそうですが東京都西部地区にこのようなアンテナショップとは羨ましい限りです。我が佐賀県でもそのような発想がないのでしょうか?金がないから出来ないと云うことはよく聞きますが、これまでを振り返れば実現できた時期はあったはずです。都心でなければいけないと云うことにこだわりすぎかも知れません。 と思いつつ「がばいばあちゃん」のロケ対応で1500万円の予算を議決した武雄市は偉いと思います。 追い風を感じる今、佐賀県全体で県物産の売り込みを考える時期でしょうね。ご検討いやご健闘を祈ります。