からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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吉祥寺北裏鐡道10月運転会

2007年10月07日 21時57分09秒 | ライブスチーム

 やっと出来上がったD51半流線型ライブを抱えて吉祥寺まで出かけました。相変わらず出かける前にあたふたしてしまい到着したのが11じ近い時間になっていました。好天とほどよい暖かさの運転日和に恵まれて参加者も沢山と思いきやギャラリー一杯の状況でした。 皆さん既に準備を終えたどころかワンラウンド運転を終えていた様子で、準備しなくてすみませんでした。 自己中心の記録を以下行きます。

Dscn7441  ギャラリーは年配からお子さんまで続々と?登場します。 子供達が目の高さで見る機関車は迫力だろうと思います。子供の頃に見た火花を散らして停車する蒸気機関車は忘れられません。果たして彼らの胸中や如何。(笑) まあ、それはともかく見つめる顔は皆笑顔、運転する方も和みます。 最近見学者が増えてきましたが、行儀の良い方が多いのも嬉しいことです。これもオーナーの威光かも知れません。ありがたやありがたや。(笑)

 さて本日はデビュー戦というのにいきなり火を落としたD51半流線型と9600、更には貨車4両という編成になりました。運転の終わったO氏の編成を拝借しました。 が、大空転でなかなか前進しません。9600を外して軽量化、更にはD51のドレイン弁を開き回転を軽くしたものの殆ど空転しながらの運行です。粘着力が殆ど無いようです。変だなぁーイコライザーも作用していないようだと目を凝らすとU字状の注水管接続ゴム管が線路をこすっています。特にポイント上ではガクンと減速しています。原因発見!、午前の部終了です。

Dscn7442  昼食もそこそこにブレーキの役割をしていた注水管を1cm程度切り詰め再走行させてみました。

今度は貨車4両としたところ、ドラフトが弱くなったのか燃焼力が低下しました。速度を上げるとまずまずですが、D51らしい低速運転が巧くできません。まあ、これは走り込んでエンジンの当たりが良くなってからの点検課題です。燃焼具合が不安定なのも宿題。 実際の線路上では問題発見できて嬉しい限りです。(汗) 現場主義が重要なのは仕事も趣味も同様です。

朝の勢いは何処へやら、意気消沈した清掃と点検ですが、根本的な問題を発見しました。動輪4本全て汚れているのです。あれだけの空転であれば動輪のタイヤ面はピカピカのはずですが、線路の汚れが移っているようです。 その代わり後従輪の軸がバーナー管の底に接触して光っています。 どうやら燃料用シリコンパイプを接続する際に前方に押し込んだために定位置がずれて接触してしまったようです。つまり後従輪軸で動輪にかかる重量を引き受けたので軸重が軽くなってしまったようです。

20070906d51burner 後従輪軸はバーナー管底部の広い隙間にはまるはずなのに管の底に当たっていました。 これが大空転の原因です。運転準備中の不注意でした。バーナー管がずれないように調整します。 原因判明おめでとう。(笑)

残念ながら運転時間が無くなったのでこの確認は次回になりました。 今から一ヶ月後が楽しみです。 この年でワクワクして待ち遠しいことがあるのは精神衛生上きっと良いのでしょうね。 我が家ではベンチマーク台で慣らし運転に精を出そうと思います。

 そうそう、あと一つ問題がありました。燃料の大食らいであることです。今日の運転だけで700cc近い消費です。こんな状況なのでアルコールタンクが小さすぎるのも問題です。設計ミスではないかと疑ってしまいたくなります。さて、これはどうしましょうか。芯を増やすことで対応できるのでしょうか? 2,3本増やして様子を見たいと思います。

新しい機関車のデビューはこれまでもなかなか満点とは行きません。今回も相変わらずの問題デビューとなってしまいました。ヤレヤレです。この先ご支援をお願いします。(汗)